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最近の7話

(2017-0421)

佐倉チューリップフェスタ

今までは、時間があったら横浜公園のチューリップを見に行っていました。悪くはないのですが、ちょっと本数が少ないかな、と。もっとも「日本でオランダのキューケンホフ公園のようなチューリップを見るのは無理だろう」と思っていたのですが、約60万本のチューリップが千葉県佐倉市に咲くとの事で、ちょうど仕事の休みがあったので行ってまいりました。市の公式ページの第29回 佐倉チューリップフェスタによると、

オランダ衣裳の貸出しや観光船による印旛沼遊覧、チューリップの掘り取り販売、オランダストリートオルガンの演奏、風車まつりなど楽しいイベント盛りだくさんです♪
平日は比較的空いておりますので、ご来場される場合は平日がオススメです。
とあるのですが…平日はイベントはありません。(苦笑) まぁいいか。

京成佐倉駅前から出る会場送迎バスは100円。運賃ではなく協賛金として頂いていますとの事で、大会運営の足しにするようです。バスに乗ればすぐに会場の「ふるさと公園」に着きます。そして、感じたんですけど、「みなさん、よくぞ高圧電線や鉄塔を避けて上手に写真を撮るなぁ」と。実はモロにでっかい鉄塔があるんです。そこで、鉄塔が写らない位置や角度を工夫して…高圧電線のルートじゃない畑にチューリップを餓えられなかったのか? と思いました… (;_;)

まぁ我慢しましょう。香りがするチューリップも沢山植えられていて、畑一面のチューリップの香りも楽しめるというのはとても印象的。なお、ちょっと風が吹くと香りが流れていってしまいます。風車は中に入れます。(無料) 風車から見たチューリップ畑。

   

今日はこのような小さな風車も回らない微風の日だったので風車は回らず。風車はこのような装置で向きを変えることが可能です。回転させる装置の全景です。 (鉄塔がモロに近くにある事がお分かりだと思います)

   

当然の事ながら、小さいお子さん連れのママたちによる撮影大会状態です。また、愛犬を連れて来ている人も大勢見かけました。リピーターの人らしく、台を持参して愛犬をそこに座らせて撮る人も。畝が切ってあるので、台がないとチューリップの下に愛犬が隠れてしまって絵にならないのです。後は、掘り取り10本500円なので、良いチューリップを自宅の花壇に植えようと熱心に品定めする人も多数。

サイクリング

レンタサイクルを500円で借りて地図を貰い印旛沼を走ります。

   

最初は良かったんだけど、川なのか沼なのか、の向こう側は「ほとんど車は通らないから」というレンタサイクルの人の話を信じて走ったものの、「違うだろ!」と思いましたね。「サイクリングロードの標識が全然無い! 本当にここで合っているのか? 全く違う所を走っているんじゃないのか? これがサイクリング道路の筈がない」と不安になり、スマホのGPSと Google MAP を頼りに走行します。レンタサイクル店の閉店になる16時に帰れるのか、不安が増します。はっきり言って全然楽しくありません。景色もつまんない。右の動画を参照願います。この歳で迷子になっておまわりさんに助けてと泣きつくので恥ずかしいと思いつつ橋を超えたら、再びサイクリングロードにたどり着きました。無事生還し自転車を返します。迷ったかと思ったとレンタサイクルの人に言うと、佐倉市側と異なり印西市側はサイクリングロードが整備されていないとの事。だったら、走れるみたいな破線を地図に引いて自転車を貸すのはいかがなものかな、と。

それにしてもチューリップフェスタの会場内の出店が軒並み割高な上に、醤油に砂糖を混ぜただけみたいな、かけ汁とは認めがたい不味さと塩辛さで捨てようかと思うレベルのうどんを出す店に当たってしまったので、自転車で走るついでの食料品を調達しよう思っていたのですが、ついぞや店という物に遭遇しませんでした。というか自販機もない。桜の花見同様、飲食物を事前に買える所で調達して持ち込むか、出店よりは道路を隔てた向かいの農産物直売所で何か買って食べるほうがまだ良いと思います。

   

そろそろ帰らないといけなくなりました。見納めです。車椅子の人、ベビーカーの人も。TV東京も中継車で取材に来ていました。

   

今日は無いと思っていたストリートオルガンの演奏がありました。ハーモニカの原理で音を慣らす、折り畳んだ板に音階ごとに穴が空いていて、そこに空気を通す事で音楽を奏でるそうです。

   

送迎バスで京成佐倉に戻りました。

会場内でチューリップを抱えた和服の女の子のイラストがあったので後で調べた所、カムロちゃんという名前で「佐倉・城下町400 年記念事業のイメージキャラクター」で年齢400歳、性別不明、妖精か妖怪かもしれないとの事でした。個人的には、チューリップフェスタバージョンという事なら、純和風というよりもうちょっと日本とオランダの折衷みたいな感じでも良かったかな、と。

感想

私はとても気に入りました。横浜公園とは比較にならないですね。来年も行きたいなと思う反面、天気次第という要素も高いので。まず、チューリップの咲く時期が、自然相手だからズレる。今年は、初春に寒い日が続いたので明らかにメインのイベントが行われた後から見頃となっていますね。今日は曇りで、日差しも強くなくて私には好都合だったけれど、雨が降ったら「それでも楽しめるぞ」という人は少なそう。だから、空いている平日を狙って仕事の調整をつけようにも、思い通りに行くかは分からない。

仮にこの次に行く場合は、レンタサイクルはパスですね。いやー、印旛沼の水辺の風景や湿原など美しい光景を見ながらだったら楽しいけど、そういう所は一部で、つまんない景色の所が長いからねぇ。そして、飲食物を買い込んで持ち込み、ですね。

早朝に行くほうが空いているという意見もありました。会場に入れるのか、わかりませんが。写真を撮る場合も、朝のほうが角度的にもいいかもしれません。その場合、午後は佐倉市の他の見どころ見物、もありかもしれませんが、車がない人だと観光しづらいかも。(未調査です)

関係無いですが、フル充電していったのにスマホが4時半頃に電池残量ゼロでシャットダウン。おかげで帰りの電車では読書等、一切できず。

行き方

東京から来る人は珍しいようですが、京急沿線から品川で降りて同じホームに来る京成の空港行きに乗れば京成佐倉まで割に容易に行けます。ちなみに朝はラッシュアワーより時間的に遅かったので空いていましたが、帰りは帰宅ラッシュに巻き込まれました。何と言う間抜け。チューリップフェスタで花を見て回る分には疲れを感じなくても、慣れない満員電車でずっと立っていた上にスマホの電池切れで暇つぶしもできず、つまらなくて家に帰ったらぐったり。

皆さんが行く場合ですが、JRで日暮里まで行けば、後は京成に乗り換えれば京成佐倉まで行きやすいかと。

試していないのでお勧めするわけではないですが、京急沿線の人でも、早朝に会場に着きたい場合は、わざわざJRの駅まで歩いて行って日暮里で乗り換える方が、JRの方が私鉄より始発が早いので早く着きます。

車で行く場合ですが、「周辺の混雑状況」「第一駐車場」「第二駐車場」の状況が下記の佐倉市観光協会のページにあるので、情報を確認なさってください。駐車場は協賛費1000円です。

他にも佐倉市観光協会の公式ツイッターによると

@sakurashikankou
周辺道路、渋滞しています。
ご迷惑をお掛けしております。

とありました。日曜の昼は渋滞するって、まぁ当たり前ですかね。

参考リンク集

余談ですが、キューケンホフ公園は700万球との事。また、日本では見たことが無いようなチューリップが当たり前に咲いているという感じでした。


(2017-0406)

横浜・大岡川で花見

日ノ出さくら道

昨日の昼は気温が高く真冬のコートを着る程ではなかったが、晩になったら寒くなり、春用のコートなどは持っていないのでコート無しで行動していたらやっぱり寒く、帰宅したときは後悔するも夜に変な熱が出て寝床で2時位までジタバタ悶て良く眠れず。このまま絶不調突入も懸念されたが朝、目が覚めたら思いのほか体調が回復していた。もちろん万全ではないが、私が季節の変わり目であれば「良くあるケース」なので、仕方なく仕事に出かける。昼は横浜に。用事を済ませ、駅の観光案内所に。ここは外国人旅行客も多く人がひっきりなしで聞くのが憚られるほどだった。迷いもあったが、桜は今の時期しか見れないので桜木町に行く。

桜木町駅の観光案内所は空いていて、桜のお勧めを教えてもらう。丁寧に説明していただき、有り難かった。そして綺麗だと教わった大岡川に。これは…いいですね。目黒川の桜よりいい。出店も花見の遊覧船も多数。

   

   

横浜橋商店街

よこはまばし商店街は、「約137店舗の業種も豊富な商店街です。全天候型アーケードに囲まれているので雨の日も楽々お買い物」との事です。活気があってとても気に入りました。野菜が安い。子供達が惣菜をファーストフードのようにして頬張りながら遊んでいました。とくに「横浜橋市場」は、ディープな感じ。

   

時間がなく、一眺めしかできなかったのが残念でした。また訪問したいです。家に帰ったら、ぐったりという程ではないが、「それなり」といった感じ。

行き方と補足情報

個人的には、横浜駅まではたまに行くのですが、横浜より南の駅で降りる事は滅多に無かったです。京急で横浜まで行ってJRや地下鉄やバスに乗り換えて観光するより、京急で黄金町などまで一本で行けば時間も金額も少しで観光できますね。今まで知らなかった下町の横浜が見れてよかったです。

横浜市観光情報公式サイトのイベントカレンダーに第25回 大岡川桜まつりとあるだけでなく、なんと横浜 大岡川 桜まつりという専用のホームページまでありあました。それにしても、まだロクに桜が咲いていない4月1日、2日に桜まつりをやったというのも、なかなかですね。ソメイヨシノの頃は寒くて「我慢大会」になるのは、ありがちな事ですが。

横浜橋商店街は、地下鉄の阪東橋駅が最寄りなんでしょうが、駅からちょっと離れていますね。京急の駅からだと、「行けなくはないが」といった距離。

「はまれぽ」のふと思ったのですが「横浜橋」は、どういう橋でしょうか?という記事も興味深かったです。


(2017-0212)

カレー成功

先日、新大久保で購入したスパイスを用いたカレーですが、「私にしては」の但し書きは付きますが、成功しました。コツは簡単で、「トマトの缶詰を使う」だけ。おいしいですよ。カレーが、じゃなくて、トマトに旨味があるので。見た目は真っ赤な怪しいカレーですし、カレー味のトマトスープとどこが違うのかと言われると返答できませんが、一応、トマトでトロミもつきます。

作り方ですが、料理ではなく「自炊」ですので、手順は大幅に簡略化しています。全然、美味しそうに見えませんが、証拠写真も載せます。

玉ねぎ、ニンジン、ジャガイモを一口大に切る。「こんな具はスパイスで作るカレーには入れないだろ」と思われるでしょうが、やはり男の自炊カレーにはジャガイモ・ニンジン・玉ねぎがゴロゴロと入っていなければ物足りない。肉は業務スーパーで100g 48円の鶏肉。400g以上あります。これでも一番、少量のパックだった。これは鍋物・唐揚げ用に切ってあるので、そのまま。これらをフライパンに放り込んで油は大さじ3ぐらいで炒める。クミンシード (ホール) は大さじ1。乾燥ニンニクも大さじ1。ニンニクが乾燥なのは、業務スーパーで以前に安いのを買ったからに他ならない。カルダモンは高い(200円なのは一緒だが量が少ない)ので4粒。大抵のスパイスカレーの料理本には、玉ねぎをじっくり炒めてとあるが、自炊なのでそんな面倒な事はしない。一気に炒める。具が適当に炒まったら、コリアンダー大さじ2、ターメリック大さじ1、レッドチリペッパー大さじ半分、塩も大さじ半分。ガシガシかき回してパウダー状のスパイスがだいたい均一に混ざったら、トマト缶を投入。1缶。自炊なので、缶を半分残しても後ですぐ使う用事も無いので面倒なのである。ま…トマトスパゲティにでもすればいいかな。とにかくひと缶全部入れた。煮立ったら水は適当に…300ccぐらい入れる。おろし生姜はチューブから、大さじ半分程度。そんなに煮込むわけではなく、具に火が通れば食べる。言うまでもない事ですが、自炊の場合は「アクをすくう工程」などは存在しません。

いやー、安上がりでいいですねぇ。肉と野菜とチャパティーを腹いっぱい食べて、原価は500円ぐらいかな。玉ねぎ15円、ジャガイモとニンジンは35円、肉は235円、トマト缶は68円。スパイスは一回分で50円と計算。これで438円だが、チャパティーは原価30円かかっていない。カレーは平均的には4皿分はあるので、大食いの男性でもこれを2食で平らげたら食べ過ぎです。

チャパティーとは

私がチャパティーと称しているのは小麦粉と水だけで作るいい加減なフラットブレッドで、具の無いお好み焼きのようなものです。ナンの代わりですね。その小麦粉を、業務スーパーで1kg 100円ぐらいで買ってくるので…これまた大食いの男性でも、1回で200g食べたら食べ過ぎです。本格的には、こねて棒で延ばし油は引かずに焼きますが、私はいい加減な作り方なのでフライパンあるいはオーブントースターの皿に油を塗ってドウを流し入れ両面を焼きます。

とりあえずこれで「趣味は自炊して安いカレーを腹一杯食べる事です」で間違ってはいないかな。

それにしても、もう若くはないので、腹一杯に食べると消化に時間がかかる。老化現象、ですね。


(2017-0205)

Google 音声入力

Google 音声入力を使ってみた。多少の誤変換はあるが、キーボードで全部入力するよりも手早くできる。かつては口述筆記のアシスタント雇った時代もあるようだが、今ではGoogle 音声入力で無料で出来てしまう。

Google 音声入力を使うには Chrome ブラウザをインストールし、Google ドキュメントを開き、「ツール」の「音声入力」とすればよい。

その本、図書館にあります。

その本、図書館にあります。」という Chrome の拡張がある。非常に便利ですね。

失敗作カレー

先日、新大久保で購入したカレーのスパイスだが、時間があったので作ってみた。高級インド米も茹でてみた。その結果、「捨てるほどはまずくない」という位のカレーができて、米は、お粥同然とまでは言わないにしても微妙な茹で上がりになった。これは私の基準では、空腹を満たせ栄養は取れたので、失敗作ではない。だが本格的スパイスと高級インド米なので…もう少し美味しいものができないかな、とは思った。これでは、「これもこれで悪くはないが、普通に市販のカレールーで作ったカレーの方が美味しい」ぐらいですかね。粉っぽいし。

100円ショップで小ぶりのタッパ6つを324円で買って、スパイスの保管容器にする。なお、スパイスは5種類で1000円だったが、4人分が20回ぐらい作れそうな感じ。

それにしても「趣味は料理です」というのは、お金がかからず、というよりむしろ節約になるという点で、実益を兼ねていてとてもよろしい。 (後は、「図書館で本を借りて読書」もお金がかからず知識が見について好都合な趣味である) とりあえず、「スパイスの黄金比率で作る はじめての本格カレー」という本を、前述の「その本、図書館にあります。」で手早く探して借りてみたが (「世界一やさしいスパイスカレー教室」は、私のレベルだとちょっと難しかったです) 「カレー作りが趣味です」が私の口から出る日が来るのだろうか。ま…努力と根性次第ですね。


(2017-0129)

新宿のイスラム横丁

JRの新大久保駅の近くにある通称・イスラム横丁に行って、「安い」と評判のカレー用のスパイスを買ってまいりました。新大久保と言えば、コリアンタウンが有名ですが、

コリアンタウン駅の東日本人の観光客が主な顧客
イスラム横丁駅の西日本に住む外国人が主な顧客

という違いがあります。さて、イスラム横丁に足を踏み入れると特徴的な香りが漂ってきました。私はウズベキスタンはタシケントの市場で嗅いだ香りを思い出しました。

店の紹介

左の店は、スパイスの効いたケバブ風の味の焼き鳥を1本100円で売っています。Vサインを示して「2本」と告げて、200円を渡せば、意思疎通はできます。肉が大きくお得感がありますね。お勧め。

八百屋さんです。珍しい食材もあるという話でしたが、今回はパス。

こちらが今回、お世話になった香辛料専門店です。店の中はスパイスが所狭しと並べられており、見ても欲しかったスパイスがぜんぜん分からずに探せません。店員さんに英語で「これは米ですか?」と聞いたら困った顔をされてしまい、それで図書館で借りてきた本のスパイスの写真を見せ、これとこれとこれをくださいと言ったら揃えて渡してくれました。

   

購入したもの

これだけ買って1500円です。安いんじゃないかな? ていうかスパイスって普通にスーパーなどで買えば小瓶に入っていて軽いのですが、イスラム横丁で買うと重い。白くて大きいのは500円。なんだろう。小分けにされた袋はそれぞれ200円だと思われます。クミンシード、カルダモン、ターメリック、コリアンダー、チリパウダーの筈・・・です。やっぱり良くわからないというか「結局これは何なのか」感もありますが、気に入らなければ、欲しいスパイスをちゃんと指定して買えるように私が努力すればいいだけの話なんですが。

これで「スパイスならある」状態になりましたが、買っただけでは意味がない。「猫に小判、杉原に香辛料」になってしまえば安いどころか無駄になります。さて、これで本格的なスパイスカレーが値頃な費用で作れるのか、それとも肩を落として台所の三角コーナーに失敗作を流し込んでスパイスの残りは使わずじまいになるのか。

白い袋の正体

basmati という表記を手がかりに検索すると、バスマティという香りの高いインド原産の高級米だそうです。1kg 1000円前後が相場の高級品で、インド料理店でもビリヤニ(インド風の焼き飯)にだけに使われていることがある (おかわり自由のごはんでは出されない) 炊くのではなく、鍋に米と10-20倍の水を入れ、沸騰したら10-15分後にザルに開けるそうです。いきなり、未知の食材ですね。1kg 500円だから、相場の半額ですか。とはいえ、私でうまく扱えるのか。

参考リンク

イスラム横丁紹介
カレーのレシピ
バスマティ情報

参考書籍


(2017-0116)

氷の城

それにしても昨日から今朝にかけて、私の部屋の寒いこと何のって、素晴らしい寒さというか、痺れる寒さである。今季最強の寒気とのことであるが昨日は最低-0.2最高+7.6、今日は最低-1.6の最高+6.0度。冷凍庫とまでは行かないが冷蔵庫以下。こんな調子なので、400Wの電熱器で部屋が暖まるより、冷えきった外気で冷やされるペースのほうが早い感じで、外よりは数度暖かいのだろうが、それでも部屋の中で凍死するんじゃないかって位に寒い。そこで別宅(屋根裏部屋)を、当面は氷の城という名前で呼ぶ事にしたが (夏はサウナと呼んでいる) エルサの魔法は春まで解けそうもない。さて、寝相の悪い私は、かつては朝起きたら掛け布団があさっての方向に行ってしまい体を覆うものが無くて体が冷えきって風邪を引くというのを繰り返していたので、今では安い寝袋を併用している。これだと、寝返りを打っても何かしら体を覆う物があるし、良くしたもので寝袋の外側はツルツルしているので、掛け布団が滑って朝になっても体の上に留まっているのでとても具合がいい。寝袋は安いもので十分・・・だったのだが、最近はエルサの魔力が制御しきれないほど強くなってしまい、これでは厳しくなってきた。安物の寝袋で凍死しないテクニックとして、息を吸う口の周りを除いて寝袋で覆うという手がある。これは大回りのために体を寒さに慣らす訓練中に編み出したテクニックである。安い封筒型の寝袋の上部の紐を縛り、体はすっぽりと寝袋に潜り込んで、チャックを僅かに開けて、口だけ出してなるべく熱は逃さずに呼吸するという感じ。寝づらい体勢なので睡眠の質は落ちるが、酷寒の夜明けを何とかやり過ごす方を優先した。

ところで動物は野生環境と飼育下では寿命がだいぶ違うようだが、ヒトも野生動物並みの環境だと…儚い命、となってしまうでは残念ですね。明日は最低+1最高+9度ですか。今夜は文明の利器、すなわち湯たんぽを使ってみようかな。

アナ雪3/4フジで放映

フジTVによると、『アナ雪』が地上波に初登場!特別企画も 放送は3月4日夜。「レット・イット・ゴー」の歌唱動画も募集!」との事です。私は当然、「話題の映画はTVで放映されるまで待って見る」ですので、待っていた甲斐がありました。二ヶ国語で放送してくれればいいのですが。 (とはいえアナ雪の英語はファンタジー物という事と英語学習者には馴染みの薄い気象や自然描写に関する単語が頻出するので難易度が高い)

ところで私が「この世界の片隅に」を見れるのは何年後になるやら。

Mozc

Windows Subsystem for Linux で Emacs で Mozc を動かすのは、あの後少し悪あがきしてみたが、

というわけで、完全に諦めました。

Windows Subsystem for Linux で Emacs で Mozc を動かすのは、中身の Ubuntu が春頃に 16.04 に上がって、使う人も増えて、若人が頑張ってノウハウを紹介してくれるようになってからにしようかと。

ちなみに XEmacs は開発も終了しており、今からこれを何とか使うというのは労多くして…になりそう。


(2017-0114)

Windows Subsystem for Linux

私は、春から秋は Linux Mint を生活 PC (日常の作業をする PC) にしているのだが、冬は Windows 10 を使う。なぜかというと、冬は寒いので本宅のデスク機で作業をすると体が凍えてしまうので、別宅 (日の当たる屋根裏部屋という言い方もできるが) に移動するためである。そこではノートを使うのだが、それが Windows 10 という話。とはいえノートに PC-Unix を入れる根性が無いというのも、すっかり腕と根性が落ちたなと思うのだが、寄る年波には勝てない。

さて、Windows 10のLinux/Ubuntu互換環境でbashを使うによると、

Windows 10のバージョン1607(ビルド14393、Anniversary Update)では、Ubuntu互換の実行環境「Windows Subsystem for Linux(WSL)」と「bash(Bourne Again Shell)」が新たに導入された(64bit版でのみ利用可能)。
ということなので、あまり期待せずに試してみることに。

導入方法

このあたりを読みました。多少、操作が変わっている面もあるので、応用の効く人向けですね。

結果

右上が、私の Windows 10 画面なんですが、、、使い物になるかどうかは、人にもよるかな、と。

コツ

/etc/bash.bashrc の最後にでも export DISPLAY=127.0.0.1:0 などと追加してやると、Xming で表示するのに手間がかからないかな。



LXDE が動く

何だ、Window Manager は動かないのか、と思いましたが、世の中には私より遥かに優れた人がいらっしゃるようで (当たり前か) LXDE が動くという情報をキャッチしました。(Windows Subsystem for Linuxでデスクトップ環境を起動してみる) それに励みを得て

apt-get lxde

とします。いきなり、先人のやり方と変えていたりするのですが、それでも bash から startlxde & したら、Window Manager が動きました! しかしやはり文字化けするので、フォントは何を入れればいいのやら理解もしないまま適当に

apt-get install fonts-ipaexfont fonts-ipaexfont-mincho fonts-ipamj-mincho

としたら、日本語も表示されました。よって、ついさっき「xfce4-terminal は、動くが文字化け」と書いたのは、大馬鹿でした。フォント入れてないのに表示できるかよ、お前ボケたんじゃないかと自分で自分を問い詰めたりしますが…まあ、ボケているのは昔から同じなので、何とかこれで生きていくしかありません。 (;_;)

Ubuntu のバージョン

cat /etc/os-release した所、 VERSION="14.04.5 LTS, Trusty Tahr" との事。16.04 じゃないのか、、、。なお、Bash on Ubuntu on Windowsをインストールしてみよう!の情報によると、今後は 16.04 系に上がるとの事。

gcc、g++、gfortran等を使えるようにする

Cygwin絶対殺すマン 物理のオタクがWindows Subsystem for Linuxで数値計算できるようになるまでに書かれていました。
apt-get install build-essential gfortran

すればOKです。もっとも、このトシで今さらプログラミング言語を動かせるようにして勉強した所で何になるのか? という気もしますね、、、

意外と手こずるブラウザ

chromium-browser 動かず

apt-get install chromium-browser しましたが、動かしたらコアダンプ。仕方なく apt-get purge chromium-browser。

midori 動かず

どうせ Windows Subsystem for Linux なんて真面目に使わないだろうし、性能もどれだけ出るのかわからないから、軽量ブラウザの midori を入れてみた。

これも動かなかった。

firefox 動く

三度面の正直で apt-get install firefox する。やっと動くブラウザがインストールできた。

Emacs で大ハマリ

emacs24 が動かないので、apt-get purge emacs24 して emacs23 を入れてもダメ。

Bash on Ubuntu on Windows で Emacs をビルドするで紹介されている How to use X Windows with Emacs on Windows 10 Bash? によると、

Install emacs 25.1 snapshot. The reason: Ubuntu 14.04 comes with emacs 24.3, which doesn't work with Windows bash and MobaXTerm X server (no idea why, and it's too old anyway.)
だから、Ubuntu 14.04 の emacs 24.3 は古く、Windows Subsystem for Linux では動かないそうで。

ビルドする方法は、挑戦したがどうしても私のスキルではできず、英語の掲示板にあるように snapshot を入れる方法で、とにもかくにも Emacs を動かした。ここまでやった所が、右の画像です。

何やら日本語変換もできていますが、「私の名前は中野です。」が一発で変換できない有様なので使い物にならないですね。ちょっと力尽きた感があるというか、Mozc まで動かす意欲が湧きませんでした。Emacs を苦労してコンパイルして漢字変換をするなんて1980年代の話であって、今どきの Linux のディストリビューション (FreeBSD も同様ですが) なら、無ければ使い物にならない Emacs は動かすのも日本語入力も容易にできるようになっているのが当たり前という感覚なので、Emacs で日本語を動かす程度の事でこれ以上、時間をかけるのは勘弁、という気も。Windows Subsystem for Linux で Emacs 使う人って、ほとんど居ないのでしょうかね。

感想

素晴らしいというよりは「実用度が微妙」という気もします。現時点では「これで何とか使ってやるぞと挑戦するゲームのようなものだが、通常は簡単に動かせる Emacs がラスボスとは意表を突かれた」という感じですね。とは言え gcc、g++、gfortran が動くし、Linux 標準のコマンドの多くは動くので、、、sed とか awk とか。使い道はあるでしょう。UTF-8 が通るかはチェックしていないですが、多分通ると思います。でも高校や文系の学科で「Windows 10 で Linux やプログラミング言語の体験ができます」とするにはキツいかな。

Windows Subsystem for Linux の結果を Xming で表示させるより、本宅の Linux Mint のデスク機の表示を Xming でやらせる方が実用になっています。 (このブログは後者の方法で書いています) なにせ、Windows Subsystem for Linux を、頑張って使えるようにするより、ポンコツ PC に Linux Mint を入れてしまう方が使い物になるまでの設定が簡単にできるので。

Windows Subsystem for Linux を「使ってやるぞ!」な人が増えノウハウが蓄積されたり、βより完成度が上がったりすれば、ハマる事も無く容易に使えるようになるかもしれません。ま、マイクロソフトが Linux 使いを増やす事につながる可能性のあるシステムの改良に、どれだけ本腰を入れるかはわかりませんが。

なお、現状では音が出ません。X Window System は音を扱う仕組みがないとか、Linux は音を扱う仕組みがコロコロ変わるらしいとも聞いていますので、今の Windows Subsystem for Linux でこれ以上、頑張ってもな、と判断しました。ただ、動画は NHK World の Live が FireFox 上で見れますね。音が出ずに残念ですが。


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