2013-01

(2013-0101)

130円C型最長大回り

ちょっと長くなった事と、大回り関係の情報を集めたページを作り始めたので、内容は130円大回り乗車から「2012-2013年日東京近郊区間大回り乗車」をクリックして御覧いただければ幸いです。

明るい生活

帰宅して、冬の季節の寝場所である屋根裏部屋の照明を点けようとしたら灯かない…これで「暗い生活」を送る事に。う～ん、これは困った。予備球が常備されているわけではないので買いに行かないと。ところで白熱電球は昨年の10月で製造を終了したとの事だが…確かに、夏の時期ならほとんどのエネルギーを熱にした挙げ句、エネルギーを使って部屋を冷やすのは不経済だとわかる。しかし、冬なら別に構わないかな、と。演光性もいいし。それにちょっと気になっていたら案の定、低価格のLED球は、チラつきがあって眼性疲労が酷いのがあるという話。

ついに白熱電球の生産が終了、パナソニックの白熱電球76年の歴史を振り返る
損か得か！？ＬＥＤ電球知識の宝庫！目がテン！ライブラリー

粗悪品は今はあまり無いと思いたいが、粗悪品ではないかどうかはどうやって確認したらいいのかな。大回りではあまりお金を使わなかったので、三流メーカー品に比べると高かったが、228円のパナソニックの電球を2つ買った。

38円の大盛りラーメン

寒いのでラーメンでも食べたいなと思ったが、電球が高かったし、あまりお金をかけなかった大回りの後で高いラーメンというのもアンバランスなので自作する事にした。業務スーパーで24円の茹でラーメンが、消費期限の前日であるため半額の12円。3つ買う。しかし年明けのせいか野菜が陳列棚に皆無だったので、家の近くのコンビニでもやしを買う。38円が20円引き。また、室内で発掘したラーメンスープを使い、麺2玉のラーメンを作る。18円のもやしを惜しげもなく1袋の2/3ほど入れる。玉子は…今日は玉子焼きに伊達巻だったから、さすがにもういいや。麺が溢れんばかりでもやしが見えない。味の方は、茹でラーメンなので麺にコシが無い。が、高いインスタント麺よりはいけるかな、という程度。でも寒い時期にラーメンはいいですね。

明日の朝食は茹でた麺を1玉と残りのもやしを使ってスープは再利用すれば24円ぐらい。玉子を入れても34円ぐらいだな。少しはお金を使おうかな。

(2013-0105)

ソフトバンク携帯の電池が持たない件

ソフトバンクモバイルの 105SH (PANTONE 4) を使っているのだが、2日も持たない。年末年始の近郊区間大回りでも「電池切れとの闘い」の様相であった。そこで改めてキャリアのスペック・付属品を見ると

基本スペック

連続待受時間^※2	おおよその連続待受時間（静止時）	約360時間（3G）／約 300時間（GSM）（緊急地震速報無効の場合）

※2　連続通話時間および連続待受時間は、日本国内において電波を正常に受信できる静止状態での平均的な利用時間です。

とある。約360時間だって? それなら15日、持つ筈だ。昨年5月後半頃に購入したばかりなので、電池は使い古す程ではないだろうと思うのだが、正直、最初から電池の減りは早かった。(計測していたわけではないが、15日も持つなんて、最初から「ありえない」といった感じ)

この「緊急地震速報無効の場合」というのと「静止状態」というのがポイント、というか曲者だな。つまり、この条件でなければ360時間には到底、達しないということをキャリアが白状しているようなものだからだ。

列車に乗っていれば移動するので受信エリアが変わるごとに位置情報を発射するしかないので電池が減るのは常識的に解るが、緊急地震速報無効って何だろう。検索してみると、

iPhoneのバッテリ駆動時間対策に関するご注意(?) by 無線にゃん
緊急地震速報対応機種を出しても、やはりソフトバンクを選べない3つの理由 by No!SoftBank

という情報が見つかる。まぁ、アンチサイトっぽいのもあるが…とはいえ、ソフトバンクモバイルの携帯電話は緊急地震速報を無効にしないと、カタログスペックどおりの連続待受時間は達成できないというのは「ソフトバンクモバイルが言っている」に等しいので、そうなんだろうな。

105SH で緊急地震速報を無効にする方法

「ニュース／エンタメ」→「緊急速報メール」→「設定」→「受信設定」。
(http://mb.softbank.jp/mb/product/3G/105sh/pdf/105sh_userguide.pdf に書いてありました)

とはいえ、これでどれだけ電池の減りが低減されるのかはわからない (緊急地震速報を無効にするリスクもあるし) し、そもそも列車内では位置情報の発射も度々だろうから、テストしないと何とも言えないですね。

それにしても緊急地震速報を「受信する」だと電池の減りが早い (程度問題に関しては未テストだが) とは、携帯電話を防災道具として捉えた場合は非常な欠点だな…やはり災害となるとNTTというかドコモの方が底力がありそう。

ブログのツール

2002年から始めているブログだが、厳密にはブログというよりツール…シェルスクリプトを組んでWebにスタティックに表示しているだけである。 (ブログ程度の内容なら動的プログラムで出力して見せるまでもない、という考え) このブログがまた、見掛けは一緒なんですが、

2012年1月以降バージョン
2011年1月以降バージョン
2009年1月以降バージョン

で処理が違っている。(これから調べますが、多分2006年頃にも変えている) とにかく、自分で見返しても良く解らないので (苦笑) 1年ばかりバグのあるまま放置していいたが、どうにか

2013年1月以降はバグは直した筈
2009年までは、画像が表示されなかったのを直した

は終りました。

ややこしい理由ですが…サーバーが何度も移転しているものだから。今でこそ「ホームサーバー」なので写真程度の容量は気にしないのですが (20世紀のパーツで組んであって、大容量3GBのHDD) 昔はレンタルサーバーでWebの容量は10Mとか、そこが買収されてサービスが低下してやめて、さらに容量が少ないけれど安い所に移ったりしましたから。Windows系のサーバーに変わってしまい、ファイル名の大文字と小文字を一緒に扱われるなど、嫌でしたね。

もう時効だと思うのですが、無料のホームページサービスが流行った時に、文章を sugihara.com 用のレンタルサーバーに、画像は無料のホームページに置いて、見た目は一つのブログなんですが、実は3つぐらいのサーバーを合わせて使う、などという事をしていました。(画像だけをハイパーリンクで呼ぶ事で私のページでは広告は表示させないようにし、無料のホームページサービス上には同じページを置いて広告を表示させて規約違反を回避する事もしていました) でも無料のホームページはアドレスがコロコロ変わりました。そういう理由で、過去のしがらみを引きずった面倒くさい処理をしていましたが、時代も変わり今や無料のホームページサービスは風前の灯火ですね。

2008年代より前はこれから着手します。

(2013-0107)

DNS設定

信じられないほど貧弱な設備でホームサーバーを運用している私は、バックアップにも難儀しているのだが、ここのところコンテンツを色々書いたので、昨晩久々にバックアップを取った。(2004年のRAM128MのノートPCにFreeBSDを入れた物で、rdist6で取っている)

朝、「終わったか。では電源を切るか」と思い reboot したら…あ、サーバーに ssh でログインしたままじゃないか…と思ったが既に遅し。サーバーを reboot してしまった。これで去年の7月18日から連続で5ヶ月半、トラブル無しで動いていたのに (最長記録という程ではないが) コカしてしまった。

というわけで、朝からレジストラの Networksolutions で DNS の設定。前も同じドジをやったっけ。何と言う学習能力の無さ。

FreeBSD が起動した頃に Windows PC から teraterm で ssh でログインし、root で ppp -background asahi して ppp を立ち上げ、ifconfig -a で取れた IP を確認。それを cd /usr/local/apache22/conf して httpd.conf の IP を書き換え、cd ../bin して ./apachectl start して ps ax して httpd　が動いている事を確認。

また、Windows PC からブラウザで http://取れた IP/ としてアクセスできる事を確認。

Networksolutions の設定

設定の説明が要るぐらいならドメインの管理なんかできないだろうという気もするが、なにせ Networksolutions はやたらとWebサイトのデザインを変えるので…まごつくんですよね。重要な設定画面なのに、コロコロ構成を変えられて。たまにアクセスすると、その度に全面改訂されてて。多分、ドメインの管理なんかできない人が Networksolutions の上層部またはサイトのデザインの責任者をやっているのだろうと思うのだが。たかが同じ設定をするだけなのに、「ウチのサイト、デザインが新しくなったでしょう？　流行の技術を使っていますから」とでも言わんばかりに、毎回「宝探しゲーム」につきあわされる利用者の事も考えて欲しい。間違えるだろ、そんなことされたら！

https://www.networksolutions.com/manage-it/ にアクセス。

　ID とパスワードを入れるてログイン。

　「プライバシーを守ってあげますから金を払え」という脅しは無視して、適当な住所や架空の電話番号のまま Continue。

　「Edit DNS」をクリック。これが肝心。毎回、デザインが変わるので「Edit DNS」の文字で検索すると早い。

　Change Where Domain Points

　Advanced DNS で Continue。

　Edit A Records

　変えるのはここ

　こんな感じで、取れた IP に設定

　Save Changes

　Log Out

どうやら Networksolutions のサイトデザイン変更連発症は、快方に向かっている…ようだ。それにしても以前に一番、酷かったのは「セキュリティー向上のために ID とパスワードだけでなく、合言葉を設定してください」と称して「あなたの小学校は？」とか、そんなアホな質問の答えを書かないといけなくなった事があった。だが、その合言葉の機能がまともに動かなかったのである。いや、もうレジストラ変更しようかと思いましたね。こんな会社にドメイン管理させられるかって。

小学校の名前などは検索エンジンを使えば意外と簡単に分ってしまうので(だって子供の頃にどの辺に住んでいたって一言でも書いてあれば、検索して地図を調べれば「きっと小学校はあそこだな」と判ってしまう。母親の旧姓も同様)著しくセキュリティーが低下する

忘備録

Windows PC の HDD の故障と入れ替えが続いてこんがらがってしまったが、bmp をブログ用に処理するのは getty4.bat というバッチ。ただし手直しが必要。extar.bat も効かない。cd image してから mput image* および mput thumbnail-* する。(こういうのは直すべきなんだが)

EasyShot もインストールし直さないと不便だな。

(2013-0112)

Sugar のラジカセ

1987年の12月に19800円が展示品限りの5000円引きで購入した東芝は Sugar のWラジカセ RT-SW70 (製造番号77202977) だが、メカ部分はとうに壊れたものの、ラジオ部分は使えるので音が良くて気に入っていた事もあり、ずっと使っていたのだが、先日、急にノイズまみれで音が小さくなり、ボリュームを最大にしてもかろうじて言っている事が認識できる程度になってしまった。戦前のラジオはこんなだったのだろうか。アンプ周りの部品が壊れたかなと思うが、修理する技術もない。昭和のラジカセを収集する趣味も無いし、中身を入れ替えるのもねぇ。稀にYahoo! のオークションで出ているのでレストアするより安そうではあるが。手のひらサイズのSONY SRF-S27のFM/AMラジオの方がクリアに聞こえる。場所を取ってこれでは。そろそろお別れする時が来たようだ。

代わりに実家で今ではあまり使用されていないCFD-S22を貰ってくる。もしまだカセットが動くなら、貴重品かも。でもラジオの選曲がしづらい。取扱説明書がダウンロードできる。音はいいね。

チェーン外れ

夕方に外出しようとして自転車のチェーンロックを外そうとしたが、なぜか鍵を回してもチェーンが外れずモタついてしまう。百円ショップの鍵にしてもこれは、と思ったが、同時に、不思議と何となく嫌な予感がした。でも出発して家の近くの川の橋に続く上り坂を自転車で越えるために立ち漕ぎをしていたら、向かいから車が来た。その時、後輪のチェーンが外れ、弾みで前ギヤも外れてペダルは空転。立ち漕ぎをしていた私は足を踏み外したようになってコケそうになり、慌ててハンドルを掴むもサドルで睾丸を打ちつけた挙句、右足がペダルと地面の間に引っかかるなど制御不能になり蛇行運転をしながら惰性で自転車が車めがけて進んでいく。マズい、と思ったが、幸いまだ日が沈む前で明るく、何よりも運転手が避けてくれたので、今こうしてブログなんかが書けているのだが、不注意あるいは乱暴運転のドライバーだったら、今頃は入院か葬式である。

というか、こんなんで突っ込まれたら車の方がとんだ迷惑だろう

自転車を橋の手前の道路脇に寄せ、痛みでハンドルにすがって立ち尽くす。睾丸を打った痛みは5分程で和らいだが、右足のアキレス腱の痛みはちょっと…すぐには消えない。これは、痛みを我慢するしかない。さて、チェーンが外れたので直さないと走行できないのだが、前のギヤが性質の悪い外れ方をしていて、がっしり食い込んでいて直せない。悪戦苦闘していたら通りかかった主婦の方から「大丈夫ですか？」と心配して声を掛けられる。「大丈夫です」と答えたものの全然、大丈夫な方向にはならず。痛みもあるので目的地に行くのは断念する。幸い？　近くに自転車店があるので、転がしていって助けを求める。店主は何やら説明しながら（専門用語なので聞いても理解できなかった）後輪のねじをいったん外し、前ギヤもはめ直す。さすがプロは早い。ついでにチェーンの緩みも調整してもらった。730円の出費。この仕事ぶりでこの値段ならありがたいが、これで出かけた目的は達成できず、アキレス腱を痛めた挙句に家に引き返すというのではちっとも嬉しくない。整備不良のままの自転車に乗るのは危険が伴う、事故は思わぬ時に一瞬でやってくる、という事だ。

V-802

オリンパスの「ボイストレック」V-802 だが、知人用に機種選定をした関係で試用する事に。これ…使い方が難しいわ。取扱説明書はこちら。

FMの感度

低い。イヤフォンをアンテナにしないと受信できないが、イヤフォンをつないでも木造の建物内で使用した時にザーとノイズが混じる局が多い。イヤフォンを意識的にまっすぐ伸ばさないとさらに信号が拾えなくなる。SRF-S27のラジオは内臓アンテナで聞けている場所なので、V-802のFMチューナーは「おまけ」「強電界下なら実用」と言うべきか。とにかく、大規模災害時の備えろしてFMでNHKのニュースが聞ければ、という目的は達成する。

音の比較

SONY IC RECORDER ICD-SX67 と同一のMP3ファイルで比較。音楽にうるさい人なら「MP3? それじゃ既に音が悪いじゃないか」と言うだろうが…V-802の音は、悪くない。僅かに ICD-SX67 の方がいいかな…という程度でほぼ互角。

PCと接続した上での使い勝手

ICD-SX67 も使いづらいのだが…V-802 の方が上手かな。

V-802 は、Windows Media Player からMP3を転送する(その場合は \MUSIC の下に Windows Media Player の方でフォルダを適宜、作成する)か、Windows のエクスプローラーなどで \RECORDER\FOLDER_A などの下にMP3をコピーするかだが…これは「Windows Media Player から使った時の挙動が謎」という事。

Windows Media Player の管理下にある MP3 ファイルをポータブルデバイス (V-802) に同期する場合、レートが 256kbps で作成されたMP3ファイルはWindows Media Playerの方で「変換が必要です」となって、レートを下げるのだが
- Windows Media Player の管理下にある MP3 ファイルを追加してから再度、同期させると、既に同期 (V-802に転送済み) したファイルを、また全部レートを変換する。おかげで時間がかかってしょうがない。
- しかも、同じファイルなのに (2).wma とか名前を変えて、重複して転送する。おかげで手で削除しないといけないので、手間がかかってしょうがない。
- 変換できない MP3 もある。MP3 は意外と種類が多くて、再生できる機種が限られる MP3 などもあるようだが (レート等の組み合わせによる) 192Kbps なのに変換した挙句、変換失敗となって何度やっても同期できないMP3もある。

「何のための同期なのか」と言いたい気分。なおレートが 256kbps で作成されたMP3ファイルを 192Kbps にレートを変えるのは、Windows Media Player の都合に過ぎず、実際には V-802 自体は 256kbps の MP3 でも平気で再生できる。 (また Windows Media Player では変換エラーになる MP3 でも、\MUSIC 以下のフォルダに手でコピーすれば再生できる) 結局、必要もないのにいちいち (しかも同期の度に毎回やりなおす) 無駄なレート変換をした挙句、同じファイルを名前を変えて何度もコピーするのだ。だから、Windows Media Player で転送した後は、不要なファイルを消したりフォルダの名前を変えたりファイルを移動したり、相当に手を入れないと使い物にならない。「同じ曲が2度も聞けてお得」と考える習性は無いので。

「オリンパスの人は、まともにテストしてないな」って感じ。まぁ、Windows Media Player を利用しアプリを自社開発せずに手っ取り早く製品化した代償として、Windows Media Player のバージョンアップや挙動変更に振り回される事になるのは覚悟…してないんだろうけど。(私は XP SP3 で WMP10)

いや、「だったら \RECORDER\FOLDER_A などの下に手でコピーしろ」と言うだろうけど、 \RECORDER\FOLDER_A などは、録音のために空けておきたいので…判らないのは、「実際には \MUSIC も \RECORDER も再生の際には区別しないのか」という点が、いまいちはっきりしない。\MUSIC 以下のフォルダには不可視ファイル (OLYMPUS.DAT だか何だか、ファイル名は失念)がもれなく存在している。この中身がわからない上に、無ければ動作しない…わけでもないようなのでなおさら。

多分、フォルダを作ればタイムスタンプ順に表示されて再生できる

この製品はお勧めか

機能は悪くない。値頃で単4のニッケル水素2次電池が付属し、USBでPCに挿せば充電できるのでランニングコストが安い。マイクで録音できてFMも録れる。特別なソフト無しでもMP3をPCとUSB経由でコピーすればデータがやりとりできる。それに小型だし。だから、コンピューターに強い人で、特に3000円前後の海外製ICプレーヤーの購入を考えている人で「ファームの更新もへっちゃら」というタイプならV-802がお勧め。(V-802はファームの更新は無いが) 少々の苦労もゲームだと思って楽しめば良い。Windows Media Player から使うのは、お勧めではありません。なお安いV-801はFMが無いのもあるが、充電できないのが大きな欠点で候補から外していいと思います。

器械に強くない人は…どうだろう。簡単さを売りにした他機種も検討なさると良いでしょう。

(2013-0114)

ワンセグは雪に弱い

今日は雪である。自宅のいつもと同じ場所であるにも関わらず、ワンセグTVの電波が受信できない。NHKとフジは電波の強さを表す棒が0～1本で「画出ず」。教育は1～2本で「画途切れ」。日テレだけ2本で観賞可能。雪による交通の影響を調べたいと思っても、「ワンセグは雪に弱い」では役に立たないな。

一方、ラジオの方はAMだけでなくFMも平気である。「UHFは雪で電波が減衰する」という事か。地デジの物理チャンネル(要するにUHFのチャンネル番号)はNHKが27、教育は26、日テレは25、フジは21。よって中心周波数はNHKが557[MHz]、フジは521[MHz]なので、これなら大差は無くNHKとフジの両方が弱いという事は「周波数が高いチャンネルの方が減衰量が大きい」わけではなく、別の要因があるようだ。

災害時用ペットボトル湯たんぽ

近くのディスカウントストアで買っておいた耐熱圧用のペットボトル飲料から、国産一流メーカー品のカルピス・スパークリングマスカット(これは味も良い)を選んで飲み終えた空きペットボトルで実験。ポイントは

原料が「果汁と炭酸」
ボトル口部が白色（非透明）
底部がペタロイド（花弁）型

を選ぶこと。正確にはPETボトルリサイクル推進協議会の「PETボトルの種類」を参照。さて、これを読んでも耐熱圧用なら100度に耐えられるのか自信が無いので、少なくともホット充填の83～91度なら耐えられるだろうと思い、料理用の温度計で計って90度ほどの湯を入れる。蓋をして、防寒着に使っている古いダウンジャケットのポケットに入れる。おぉ、これは暖かい。短時間の外出であればハクキンカイロより便利かも。中身が飲めるというのもポイントかと。試しに寝るときに使ってみたが、寝袋内でも3時間程でぬるくなってしまう。温度が下がってくると負圧で凹んでくるので、キャップを少し回して空気を入れる。

水の体積膨張率は結構、難しくて、20度近辺では 2.1×10^-4/K になるらしいが、膨張率はリニアではない。そこで仮にこの式が90度から40度で成り立つとすると、膨張率は0.01だから無視できる、となるがさてどうだか。

日本は災害大国だし、季節の良い時期に地震が来るとは限らない。阪神淡路も東日本大震災も、思い切り寒い時期に来た。避難所などでは、空きペットボトルでさえ低体温症を防ぐための「貴重な防災用品」として活用しなければならないケースもあろう。それにしても、市販の防災用水で耐熱圧用のペットボトルに入っていて「湯たんぽにも使えます」なんて物は皆無ですねぇ。耐熱用のはあるかもしれないが、90度ほどの湯を入れるとなると、耐圧ではないヤワなボトルで破れでもしたら大火傷しかねない。当然、医療を受けるのが極めて困難な状況での火傷は生存の可能性を下げる。

雪

今日はせっかく東京に雪が降ったので、合羽を着て、前述の災害時用ペットボトル湯たんぽを胸のポケットに入れて自転車で浜辺に遊びに行く。アスファルトの道路で車の轍をうまく捉えて自転車を漕ぐのだが、轍の無い所はスキーをしているみたいで右に左に曲がるので楽しい。一昨日に自転車で危ない目に遭ったわりには大胆な行動である。しかし上り坂は自転車は押すしかない。雪で濡れているためか前輪のブレーキが効かない。

横殴りの雪の中、浜辺でジョギング。南の方に走る時は風に押されるのでまあ良いとして、戻る時はモロに湿った氷雪が顔面に打ち付ける。強風で下から上に雪が飛んでくる事もあった。(動画) 後ろ向きに走るなどして工夫するも、かなりしんどかった。カモメが寒空を飛んでいる。風に向かって飛んでいるのだから凄い。手袋が百円ショップのいい加減な物だから濡れて具合が悪い。しかし、濡れた手袋でもしていないと強風であっというまに熱を奪われる。

洗面所で一時避難。災害時用ペットボトル湯たんぽで冷え切った手を温め、中身を少し飲む。効果絶大だなと思う。でも僅かな時間で40度ほどにまで下がるのだから、やはり外は寒い。それでも走ったので汗をかいた。これが冬山登山だったら、濡れた手袋なんかしてたら凍傷は間違いないだろうが。でも私以外にこんな雪の中で自転車に乗っている、というか押している人間がいるので驚いた。そり持参で来ていた父と子供達も横殴りの雪のためか家に帰った。

特に買い物の予定は無かったが悪天候で弁当などが投売りしていないかと思って覗きに行ったがアテが外れ、パンだけ買って帰った。

鍋焼きラーメンが新横浜に

報道
- 「鍋焼きラーメン」ご賞味を高知・須崎市の"市民食"が26日登場新横浜ラーメン博物館 (MSN産経ニュース 2013.1.14)
- 高知・須崎の鍋焼きラーメン、横浜ラー博進出読売新聞
- 元祖鍋焼き復活　期間限定ラーメン博物館東京新聞
- 新横浜ラーメン博物館に、高知県須崎市の地元グルメ「鍋焼きラーメン」登場マイナビニュース
- 鍋焼きラーメン首都圏へ　「新横浜博物館」に出店高知新聞
  いよいよラーメンの〝殿堂〟へ……県や須崎市も全面協力する
新横浜ラーメン博物館
- 谷口食堂 2013年1月26日（土）～4月7日（日）までの期間限定出店
- 「鍋焼き」は、うどんだけではなかった
- ニュースリリース

(2013-0120) アメーバニュースというものに、ももクロ×布袋新曲、1000万回再生 TERUも「ヤバイです」という記事があって、ももいろクローバーZは先日、紅白の録画…まだトータルで1分ぐらいしか見ていないが…で、10秒ほど見て、「う～ん、歌も振りも微妙だな」と思ったのだが、1000万回再生って凄いのかなと思って YouTube でももいろクローバーZ「サラバ、愛しき悲しみたちよ」MVを見てみた。

ぐぇぇという感じで、10秒ほどで見るのをやめようかと思ったが、「今はこういうのが流行なんだ。浦島太郎も程々にしよう。耐えろ！」と自分に言い聞かせて、さらに10秒ほど見たが…結局、耳治しに Susan Boyle の Wings to Fly を聞いた。

しかし、Susan Boyle ばかりというのもワンパターンなので、別の曲を聴こうと思って AFN のラジオで耳にした曲を探してみた。Sheryl Crow の Soak Up The Sun という曲だった。カントリーっぽい曲だなと思ったが

ちなみに AFN で演奏されていた曲名を調べる方法だが、曲が流れている間に歌詞のフレーズを聞き取って Google で検索するが、アナウンサーが曲の後に曲名やアーテイスト名を言えばそれを聞き取って Google で検索するという方法を取ります。

10年前の全米 No.1 の曲か。カントリーポップねぇ。でも歌詞の意味が分ったような分らないような…表面的にしか分らず、全体としてどういう意味を成しているのやらさっぱり。そこで日本語のタイトル『ソーク・アップ・ザ・サン』で検索すると、ネホの洋楽訳詞ブログさんに良い訳詩があった。さすがだなぁ。それにしても便利な時代になったものだ。ふーん、 I've got my 45 on とは、SPF45 の日焼け止めを塗るって意味か…これは難しいわ。ネイティブだと判るのかな。私だったら日焼け止め塗ってわざわざ日焼けしに行くって発想は無いけど。

(2013-0127)

カフェインレスコーヒー

寝る前に紅茶や緑茶を飲むと眠れなくなるが、ハーブティーは味が薄いので、夜に何を飲もうかなと思っていた。ここで「水」というのが最もコストが安いが、ちょっと味気ない。それに、何とはなしに、コーヒーが飲めないと何となく人生の楽しみが僅かばかり損しているように思ったので、カフェインレスコーヒーを試してみようかと思って、折に触れ少量パックを近隣の店を色々探したが見つからない。デカフとも言うようで、欧州では一定の需要があるようだが日本では人気が無いのか、なかなか売っていない。コーヒーまでネットで買うというのもどうかと思ったので、試すには量が多いが、唯一あったこれを買ってみた。三木コーヒーのカフェインレスコーヒー 160g。448円だった。やはり「海外では比較的ニーズの高い」って書いてあるな…

コーヒーからカフェインを取り除く方法は幾つかあるようだが、97%カットだと、欧州ではカフェインレスの定義から外れるのか…まあ、いいや。さて、飲んでみる。フレンチプレスなんて立派な物じゃなくて、茶漉しで入れる。味は…なんだろう。コーヒー飲まない人間だからいいとも悪いとも。

しかし、

飲んでも胃がもたれたり気分が悪くならない
眠れなくならない

という、私にとってはメリット大である。一方、

飲むとトイレが近くなる (特に冬)

というのは、カフェイン入りの普通のコーヒーよりはマシだが、幾らか症状が出る。ふぅむ…まあ、買ったからには袋を使い切るまで飲むが…今後も買うか。「普通のコーヒーより高くて風味が落ちる」からなぁ。やっぱり、この値段を出すなら紅茶を買うほうが自分には合っているかも。それとも今度は甘茶でも探してみようか。いや、麦茶も安いけど。

PDF文章の結合

セブンイレブンの文書プリントはA3でも10円だが、A4の2枚を1枚にまとめると20円かかる模様…なので、PDF文書の段階で1枚のA3にしないと10円にならない。そこで「PDF24 PDF Creator」を使ったが、手間取ってしまった。そこで

GIGAZINEのさまざまな文書をPDFファイルへ変換、ページ移動や追加などの編集もできるフリーソフト「PDF24 PDF Creator」の「PDFファイルを結合させる場合」を参考に、「PDF24 Editor」で2つの文章を結合して保存する
保存したファイルを Acrobat Reader で開き、「印字」する
印字先を「PDF24 PDF」にして、これで複数のページをまとめる

やった! でも 45分、かかったぞ。ほとんど意地というかゲーム感覚だが、こんなテクに使い道があるのかな。

ペンのテロ

アルジェリアのテロはもちろん許しがたいが、被害に遭われた方の親族の人による朝日新聞の実名報道及び無許可報道に対する抗議文は、もし事実なら人間として許せる行為ではないと思っていたが、

株式会社　朝日新聞
代表取締役社長　木村　伊量　様
貴社は今回の2013年1月16日より起こっているアルジェリアの一連の事件報道において、事前の取材協力の際の約束を反故にし、無許可で犠牲者の実名報道を行った。

朝日の報道を見ると事実のようだ。日本人犠牲者名、実名公表に賛否　アルジェリア人質事件

今回の事件で死亡が確認された１０人については、独自取材で判明した氏名を報じることにした。

なお、朝日は情報源を明らかにしていない。

叔父を誇りに思いますモトシロブログ

今朝の朝日新聞を見てガッカリしました。実名を公表しないという約束で答えた取材の内容に実名を加え、さらにフェイスブックの写真を無断で掲載しておりました。

これに関しては、もっと詳しいインタビューもある。アルジェリアテロ被害者実名報道事件・本白水智也さんインタビュー「メディアに情報を渡すと、誰にでも起こる問題」 - ガジェット通信

ブログや『Twitter』経由で、数社の方から「話を聞かせてくれないか」という接触がありました。まだ政府や日揮からの公的な発表の前です。朝日新聞の記者に情報提供する上でお願いしたのは二点。叔父にも家族にも迷惑がかかるので、実名は出さないで欲しいということ。もう一つは記事にする際私に許可を取るということです。
すると、午前1時過ぎに記者から突然、トリミングした画像が添付されて「確認をお願いします」というメールが来ました。それで「何を言っているんだ」とびっくりして。その後すぐに記者から電話がかかってきたのですが、私は約30分の間「名前を出さないでくれ」と懇願しました。「官房長官が名前を出さないで守ってくれたにも関わらず、私が出したら自殺行為だ。親族全体に追い打ちになる。このタイミングで(実名を)出すのはおかしい」と。
--それに対して記者からはどのような答えだったのですか?
「説明不足だった。認識の違いがあったのかもしれない。名前を出すことで存在したことを知らしめることになる」と。私からは全部拒否しました。すると彼は「頭に血が上っているので電話を切ってもいいですか」というので「あなたにも親や家族がいるだろう。人間の心をもってよく考えて」と伝えました。次に電話が来たのが2時30分ごろで「結論からいうと出しました。デジタルの方は写真と名前は消しました。私に出来ることはそこまでです。叔父さんを貶めるようなことは書いていないです」という事後承諾でした。
--それに対してどのようにお答えされたのですか?
「私が何を言っても変わらないなら電話を切らせて頂きます」と。それでブログに書いて、TwitterやFacebookで拡散していったという流れです。
--その後、朝日側からの連絡は?
ブログ公開後に記者の上司から1時間おきにしつこいくらい電話が来て「お会いして事情説明させてほしい」と。それで「どういう状況なのかメールを下さい」というと、「認識の違いがあったかもしれない」という記者と同じ回答のメールが届きました。それで「そういう認識ではお会いしたくありません。あれほど政府と日揮の発表があるまでは実名と写真は出さないとお願いしたのにどういう理由なのか。約束を破ったことを認めて謝罪をして下さい」と返しました。朝日新聞本社に抗議文を送りウェブ上にアップした後には、広報から今も頻繁に電話がかかってきます。
--朝日以外の報道各社によるご親族への取材はいつから始まったのでしょうか?
朝日に名前が出た瞬間に、一斉にいとこの家の前に中継車が横付けされて、完全にメディアスクラム状態になりました。いとこの家だけでなく、近所やマンションのお宅にも、叔父の写真を見せて「どんな人でしたか」と聞いて回って取材をしていたとのことでした。挙げ句の果てには郵便受けを探るような記者もいたそうです。

しかし暴走にブレーキの利かない朝日新聞は死亡した７人の氏名公表を要請　人質事件で内閣記者会において、

アルジェリア南東部イナメナスの天然ガス関連施設で起きた人質事件で、朝日新聞社などが加盟する内閣記者会は２２日、政府が公表していない被害者の氏名と年齢のうち少なくとも死亡が確認された７人分の公表を安倍晋三首相と菅義偉官房長官に申し入れた。
申入書では「事件に対する国民の関心は非常に高く、日本政府が公的に安否確認を行うとともに、情報収集、救出、帰国支援に全面的に関与している」と指摘。「最も基礎的な情報」である氏名と年齢の公表を求めている。

と政府に要求している。

流れまとめ

名前は出さないとの約束で関係者の甥にインタビュー
1/22未明、朝日から約束を意に介さず名前を載せたと事後報告。
30分に渡り名前を出さないように懇願
朝日記者から、「頭に血が上っているので電話を切ってもいいですか」発言
「あなたにも親や家族がいるだろう。人間の心をもってよく考えて」と伝えるも、朝刊を見たら無断掲載されていた。
無断掲載について朝日に抗議した事がインターネットで拡散
インターネット上で怒りの声
無断で実名報道をして強い批判を浴びるや、朝日はまるで言い訳のように「死亡した７人の氏名公表を要請　人質事件で内閣記者会」のような態度で反省ゼロの上に行動を正当化 (確かに、政府が名前を出せば無断氏名公表の批判も減りますね)

事実を知っていると、朝日の言い分の何と白々しい事よ。

朝日はマスコミだなんて考えない方がいいですね。芸能人のスキャンダルを血眼で探し、ストーカー行為をして盗撮をして特ダネを得て暴露記事をスクープして芸能人の名声を失墜させるのを何とも思わず雑誌の売り上げさえ伸びれば良いとする低俗大衆誌と比較し、何ら誇る所は無い。

でも、毎日も凄い。これはあくまで内部の人間の個人見解(ただし毎日新聞社内では地位が高い事は佐々木俊尚氏のFacebookでの発言とも合致する)ですが

毎日新聞記者「実名報道には、悲しみをみんなで共有し、悲しみを癒す力があると信じます」 - Togetter

毎日新聞で記者とかしています。社会部に18年間在籍、社会部長を務めました。ソーシャルメディアとマスメディアの協働を追求していきます。

亡くなった方のお名前は発表すべきた。それが何よりの弔いになる。人が人として生きた証しは、その名前にある。人生の重さとプライバシーを勘違いしてはいけない。

いや…自分の身内が悲劇的な事件や事故で死んでもそれを言うのか、それとも自分の身内の事になると「話は別」なのか。これには、このようなまっとうなコメントがついた。

コメント
遺族に連絡がつく状況だったこのテロ事件と、個人の力では連絡を取る手段がなかった震災とを同列に語るのはおかしい。今回のテロ事件では政府か会社から遺族に連絡が行くはず。わざわざマスメディアが個人情報を広める必要はない。

ネットでは

家族が嫌がっているのに実名なんか報道するのはおかしい
実名なんか知らされてもこちらは何のメリットも無い

という、ごく当たり前の意見が占めた。実名報道に飢え乾いているのはマスコミだけである。

毎日の公式見解

匿名で社説を書いて実名報道を正当化するのも凄い。

著名ブロガーの意見

佐々木俊尚 (Facebook)

以上ですが…テロ組織はもちろん最悪だが、朝日は、親族の方に対しては、テロリストの次に酷い事をしましたね。もう朝日はTVも新聞も見たくありません。

毎日に関しては、日本初の体外受精で両親に無断で実名報道し、父親の勤め先にまで批判が殺到して退職に追い込まれる事態を招いておきながら、喜ばしい事なのに退職なんておかしいと正当化して責任も取らず、挙句に既に実績を重ねていた海外で実名を公表した親の、私たちは公表して幸せだと都合のいいインタビューを載せていたので、昔から、到底同意しかねるとしか言いようがありません。

毎日新聞佐世保支局長の御手洗恭二さんの娘さんだった御手洗怜美さんが佐世保市で小６の同級生にカッターナイフで首を切られて死亡するという事件が2004年にありましたが、記者会見でこう述べています。

取材する側は、ともすれば自分たちを＜特権階級＞と勘違いしがちです。報道の自由という御旗のもと、ずけずけと他人のプライバシーを覗き込むことを平気でやってのける記者もいます。カメラという武器があればどこへでも踏み込むことができると思っているテレビの人間もいます。
そして最大の勘違いは、自分たちの立場が永遠不変であると信じ込んでしまうことです。その勘違いに気が付かないから、取材相手に対する思いやりや気配りがなくなってしまうのです。
ある日、突然、事故や事件に巻き込まれ、自分たちが取材される立場に立たされることもあります。そしてそういう立場に立って初めて、取材される側の心情に気づくのです。
そんな当たり前のことを、今回のあまりにも辛く悲しい事件が教えてくれたような気がします。　

人間とは、教訓を得ない生き物なんでしょうか。でも自分はそうならないように心がけたいと思います。