接触不良を起こしつつも騙し騙し使い続けていた AC アダプタのコネクタの根元のケーブルだが、繰り返し折り曲げの力がかかった結果、被覆が剥き出しになり、ついに内部の電線の芯線まで切れて露出し網線と接触してバチバチ音がする有様。これでは危険だ。使用を断念。ストレインリリーフとか考えないのかな。私は1980年代に知ってたけど。それにしても困った。Sony Tablet S というか SGPT111JP/S は USB 給電に対応していないとネットで見かける。そこで試しにノート PC と Micro USB のケーブルでつなげてみたが…充電されない、うわぁ! これだとタブレットが今日の夜の頃にはバッテリーが尽きて「文鎮」と化してしまう。中古の AC アダプタ (ADP-30KH) を探すが、4000円? このタブレットにお金をつぎ込む価値は無いので、それは次の買い替え用の資金に回さないと。
というわけで、自力で断線を何とかする以外に無い。良くした物で、ハンダゴテも無いのだ。というか、買ったらほとんど使っていないのにヒーターが駄目になったのがトラウマになって買い換えていない。電子ホビーをするなら必須なんだが…まぁ、半田付けできない材質の線とかもあるけど。そこで、ワイヤーラッピング風に接合する事に。ちょっと情けないが、とにかく今日中に断線を何とかしないと。
電線をカッターナイフで剥くのは正しくない。芯線が傷つくから。とはいえ工具箱にはロクなものが無く、ワイヤーストリッパーも電工ナイフも今回は使い道が無いので結局、カッターナイフだけで線を剥く。何だか異様に中の錫メッキ線が汚い。何だこの青っぽい緑のインクみたいなのは錆か? ちり紙で拭う。電線をねじってつなげる。
「どうか逆接続になっていませんように」と祈るほどでもないが、「火入れ式」は無事、通過。(破裂音、火花、ブレーカーが落ちる、等は無かったという意味)
おぉ、充電マークが表示された。これでもうちょっと、使えるな。近いうちに接着剤でストレインリリーフを考えないといけないが。
1日で「手に入らない魔法の粉、欲しい!」 → 「自作が容易」 → 「何これあほくさ」と私の心の中で大幅に評価を下げた Bisquick だが、Wikipedia の「歴史」に書いてある事もなかなか酷い。妙訳すると、食堂車ですぐに焼きたての美味しいビスケットが提供される秘密をシェフから教えてもらった General Mills の営業の幹部社員がそのアイデアを盗んでビスクィックを作成した、とある。会社の資料 (PDF) にその趣旨の記述があるので、これで間違ってはいないようだ。なんだかガッカリ。
さらに、ネットで幾つか Bisquick のレシピを見たが… Bisquick に、あれとこれとそれを混ぜて使えとか、「信じられないほど簡単なレシピ」とあるので見たら、準備に15分で食べられるまでに1時間とか、面倒臭そうなレシピが大半。まるで Bisquick が、単なるベーキングパウダー入りの小麦粉として扱われている。中には、Bisquick の粉にベーキングパウダーやら小麦粉を混ぜろというようなレシピまで。これでは Bisquick である必要は全く無く「小麦粉を使えば色々な料理や菓子が作れる」というのと変わりは無い。そうなると、Bisquick のレシピを調べて試そうにも、「これなら普通に小麦粉とベーキングパウダーを適量使ったほうがいいんじゃないか?」なレシピだと意欲も失せる。
結局、誕生の歴史からいって、「Bisquick はビスケットを焼くもの」という事かな。What is the recipe for biscuits using bisquick? は、なかなか良いヒントになる。「牛乳か水を加える」な程度でビスケットが焼けないなら意味無いわさ。後は蒸しパン・ピザあたりかな。他は YouTube でレシピを探すか。これなんかはいいかも。
昨日、色々なサイトで調べた、ホットケーキミックスを調合する方がずっと実用的だなぁ。簡単に作れて主食になるので。Bisquick にも水を加えるだけでパンケーキが作れるタイプもあるようだが、国内でも、水だけでも作れるパンケーキミックスが幾つか出ているからなぁ。
12月22日のブログで紹介した How To Make Easy Pizza Recipes for Family Night using Bisquick の YouTube ビデオを、日本で入手できる食材かつ男の自炊用にアレンジし、オーブントースターで焼いてみた。オーブンもあるのだが、一人分のピザに持ち出すのは大袈裟だと思ったので。そして「見た目はピザだが味は…」と思ったが、食べたら「味もちゃんとピザになってる!」な物ができた。結構、いける。
準備時間は10分くらい、原価は100円ぐらいでしょうか。厳密に計測・計算していないけど。
ピザチェーンのピザは、何か秘伝のソースを使っているから美味いのだろうと思っていたけれど、市販の瓶詰めのトマトソース、それも輸入品で安いイタリア産を使ったがそう不味くはない。むしろチーズが、ピザらしい味の決め手という感じもするな。生地の優劣はあまり比重が高くない感じ。
私は今まではピザというと「滅多に食べられない高級品」「自分で作るとなると生地をイーストで発酵させたりこねたり大変で手が出せない」と考えていたが…こんなに安く&簡単に作れるのなら、これからは食べ放題ですね。今まで知らなくて大損してたって感じ。というわけで、持ち上げてはけなした Bisquick だが、ピザが簡単に作れるという一点のみでも恩恵は大と言える。それにインターネットの有難さ、英語は実益を兼ねた趣味だという事。Cricket Azima さん、ありがとう。もっとも私が今回、感激したような事は、料理が得意な人なら最初から知っているのだろうけれど。
ここ数日はあまり米を食べていないですね。ピザやパンケーキが簡単に作れるので「練習」に励んでいるというか。最寄のコンビニに食パンを買いに行くより手軽って感じ。それでいて安上がりだし、焼き立てなら美味しいし。
理研から報告書が出ました。研究論文に関する調査報告書 (PDF) 生憎これをスラスラと読める頭脳は持ち合わせていないが、目を通してみるか。
それにしても最近もだが、マスコミの STAP 細胞報道のデタラメ・勘違いぶりは凄い。仕事の合間にチラ見しただけだが、STAP 細胞ができなかったという発表がされた時に日テレでは、小保方研究員が STAP 細胞は存在しないと認めるかどうかが鍵だとか、馬鹿丸出しな発言をコメンテーターだか司会だかがして、出演者がこぞって賛同している始末。もうアホかと。小保方研究員が何を考え何を信じているか、STAP 細胞の存在に関して認めようが否認しようが、STAP 細胞は無いという事実の前にはどうでもいい事である。私が 1 + 1 は 3 であるとの誤りを堅く信じて公言していて、それが誤りと理解できなければ数学の世界に何か影響があるのかというのと一緒である。
NHK も同類で、なぜ誤りを多く含んだ論文が英国の科学雑誌に掲載されたのか謎が残りますとか、「受信料返せ!!」なトンチンカンな発言をニュースでドヤ顔で流す始末。NHK もアホの集まりか、と。ノーベル賞候補とも言われた天才科学者の故・笹井氏が論文を指導していれば、根本から捏造論文だった (これを笹井氏が見抜けなかったのは痛恨だか) としても「それらしく」手直してネイチャーに載せるぐらいは造作も無いだろう。こんな事も分からないでNHKは『調査報告 STAP細胞 不正の深層』という、理研・笹井副センター長「自殺」 NHK検証番組が決定打かという記事が…大衆紙ではあるが…出るぐらいに酷い番組を作った…のか。というのは、NHK の STAP 報道関連番組など、見る価値が無いと思い見なかったので。 (個人攻撃が酷かったと仄聞しているが)
Hagex-day info さんの赤ちゃんでもできる「インターネットのデマに踊らされない」簡単な方法というのが一部で話題になっているが、STAP 細胞は、NHK・日テレ・その他もスルーすべき。自分で一時ソース、すなわち理研の研究論文に関する調査報告書を読んで理解に努めよう。一部しか理解できなくても、聞いた情報の真偽を見極める程度には役に立つ。そして「このメディアは知ったかぶりでデタラメ・トンチンカンな報道をしている」と思ったら、そのメディアは他の報道に関しても正確に行う能力は無いと疑ってかかればいい。
自分から積極的に調べ、歯を食いしばって理解できる範囲でいいので理解に努め、そして自分で考えて判断する。自分で調べて理解し考えるというプロセスをマスコミに丸投げし、受動的に流される情報を鵜呑みにすることしかできないならデマに踊らされても分からない。 (他人の意見を聞くなという意味ではない。他人の知識・判断力が自分よりも正しいと判断できれば参考にして良い。だがまず自分が知識を得る点で努力すべき) それから、2ちゃんねる等の情報が当てにならないのは当然であるが、マスコミ報道が2ちゃんねる等より高い信頼性のある情報などと思い込まないこと。
感じた事:
本調査委員会の調査の基盤になった膨大な科学的検証データは、理研の研究者の熱意と努力によって収集されたものである。これを、STAP問題が生じた理研の内部から自浄作用が現れたと評価することもできる。いや…理研以外からは評価のしようがない。「評価まで捏造ですか? 見苦しい」なレベル。相変わらず理研の組織としての自浄能力はゼロ。
そこで基礎となるのは、論文のインパクトファクターでも、獲得研究費の額でも、ノーベル賞の獲得数でもなく、自然の謎を解き明かす喜びと社会に対する貢献である。うーん、、、それが理想なのかもしれないが研究はボランティアでも世捨て人になる事でもないからなぁ。生活しないといけないし。だいたい、理研の組織・上層部の保身に終始している報告書の中でそんな事を言われても矛盾もいい所で説得力皆無。(本当に純粋に自然の謎を解き明かす喜びと社会に対する貢献したいという気持ちから理研に勤めていたのなら今回のスキャンダルの責任を取って上層部が総辞職すればいい)
STAP問題は科学者コミュニティに突き刺さった1本の矢である。そんなものじゃないでしょう。理研 CDBに発生した1基のメルトダウン、ぐらいでしょう。
ここの所、毎日ピザを食べているのだが、昨日に作った物がもんじゃ焼きの出来損ないみたいになり大失敗でショック。生地がモチモチというよりはドロドロですね。もちろん不出来でも食べる事に変わりは無いのだが、最初にうまく出来たのは所詮「ビギナーズラック」という奴だった模様。変えてみた点だが、ビデオを見直して、その通りにお湯でこねてみたら糊状になり「あれ?」と思っていたが、まぁいいやとオーブントースターに入れて焼いた結果、チーズが泡だってキツネ色になっても生地はすいとんのようだった。敗因分析だが、澱粉がα化して火が通りにくくなったか? そこで北東製粉(株)さんの水ごねと湯ごねの違いを拝見。勉強にはなるが、どうするのが最善か、ですね…
湯ごねすると、生地だけ先に火を通し、それからトマトソースを塗ったりトッピングしないとカリッとしないかな。粉も、薄力粉が最善なのか?
しかし、自分で色々試すと手間も時間がかかる。よって、なるべく人様の試行錯誤の成果を利用させてもらう事にするとしても、ベーキングパウダーを使ったピザのレシピはネットを見ただけでも星の数ほど…でもないか。星は 1022 あるのか? まぁ、「レシピはたくさんある」ので、チラ見で参考になりそうな物を幾つか備忘録として書くと
ここは色々なレシピを探し回るより、まず「これなら確実に、そこそこのピザになる」というのが一つできるようにする方が先だな。ネットじゃなくて本を当たってみるかと思い、地元の図書館を検索してみたが、ピザの本は少ない。男のイタリアン (オレンジページブックス−男子厨房に入る) という本があったので借りてみた。生地は発酵して作るタイプだが、強力粉と薄力粉を半々にしているな。中力粉じゃ駄目なのか? それにマルゲリータって、チーズ無し? えらく安上がりですねぇ。ネットで見かけるレシピだとチーズ必須なんですが。
STAP 細胞よりも、自作ピザが失敗せずに焼ける方が私には重要である。料理も、化学の実験のように、というか工業製品の要領で作るといいかな。料理のレシピは作業手順所、成功率は歩留まり、と捉えてみよう。
薄力粉 カップ1、ベーキングパウダー 小匙1、コーンスターチ 小匙1、塩 小匙1/2。水はカップ 1/2で、水ごね。トマトソースは輸入品の安いのを生地に塗る。ローソン100のミックスチーズ、65g を半分、振り掛ける。少し内容が寂しいので、さらにタマネギのみじん切り少々をトッピング。原価は相変わらず100円前後。チーズが高い。これをオーブントースターで12分ほど焼いた。