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Windows95 で Caps Lock を Ctrl キーに割り当てる方法を追加しました。(1999-09-13)
テストリリース
Mew のマイナーバージョンアップに対応した pigeon のテストリリースは、
実は10月末に出来ていたのです。
しかし、都合にて、できていた物をアップする時間さえ取れない状態でした。
というのは、勤務先が変わって非常に多忙になったり、
引越ししたり、
開発環境が整わない(整える時間も取れない)ためです。
そして現在は Mew-Win32 のメーリングリストも一時、お休みしています。
メールを読む時間が無いからです。
今は、皆さんには悪いのですが、
「他人のためにコンピューターをやっているような時間は無い」
というのが正直なところです。
もしかしたら、これが私の最後の配布パッケージになるかもしれません。
(状況が変われば話は別ですが)
Mew が1.94.1 の物を利用した pigeon.exe のテストリリースはここからダウンロード可能です 。
なお、インストールできるか&動作するかですら、テストできていません。
(1999-12-01)
さっそく不具合発見
アップして8日経って、インストールできるかどうかテストする間がありました。
install.bat で cd MEW-1.94.1 としなければいけない所を、
cd MEW-1.94 としていた所が2行あったため、インストールできませんでした。
この部分を直した install.bat を掲載します。
(あるいは、メモ帳などでご自分で修正してくださっても結構です)
なお、上記問題を修正した配布キットが作成できるかどうかですが、
厳しい所です。
不具合というほどでもないのですが
- Windows98SE では、バッチファイルが順番には進まない様に見受けます。
反応が妙に遅かったりもします。でも、インストールできましたが。
- PCによっては、 AUTOEXEC.BAT の中で PATH に空白入りのロングファイル名を
用いているために、インストールキットで
path=%path%;C:\Mew-Win\perl\bin;C:\Mew-Win\mule2\bin
などとした所がうまく動作しない機種もあります。
(空白が入るために、引数が2つと見なされてしまう)
済みませんが、ここは個々のPCで異なるので、自力で何とかしてください。
個人的には、 AUTOEXEC.BAT で PATH を設定するのであれば、
ロングファイル名や空白入りの名前は使わないで欲しい所ですね。
8文字越えた部分がチルダ記号に起き換わったりして、問題起きますね。
過去情報
9月5日の Mew と IM のメジャーバージョンアップに対応した pigeon が Vector からダウンロード可能になりました。
インストール手順を図入りで紹介した物。(67 KB)
βリリースとの差
注:βリリースとは9/24にアップした物です。
- readme.txt に、人によっては誤解する可能性のある文面があったので追記。
- .emacs に、人によっては混乱する可能性のあるコメントがあったので削除。
αリリースの不具合
注:αリリースとは9/7にアップした物です。
install.bat の、最後の方の
@echo 起動が成功したら、AUTOEXEC.BAT に以下の設定を追加してください。
echo set TZ=TZ-9 > add_auto.txt
とありますが、環境変数に設定するのは
set TZ=JST-9
の間違いでした。申し訳ありませんが、 AUTOEXEC.BAT に追加する内容を
修正してくだされば幸いです。(御指摘をいただきました事、感謝します)
この pigeon.exe は、*私が使う事もある*バージョン(誰か Meadow が軽快に動くマシンを捨てるなら私に送ってください :-)なので、
HTML 文章を書く機能も強化してあります。
- html-helper-mode を収録しました。HTML 文章が効率良く作成可能です。
.emacs の中の該当個所にあなたのメールアドレスを書けば使えます。
EUC や SJIS で書く場合や DTD を変更するなど、あなたの使い易い様に
カスタマイズしたい場合は、 .emacs にコメント
で書かれた参照 Web に優れた解説があるので、そちらを見てください。
- サイズの関係で収録していませんが、コマンドライン一発で BMP → GIF 変換をやってくれる ImageMagickは Win32 プラットフォームに移植されていて、無償で使えます。
imagemagick-win95.zip をキーワードに検索などして、
手近なサイトからダウンロードすると良いでしょう。
- jweblint を収録しました。HTML の文法チェックができるので、ミスが容易に修正できます。jweblint index.html 等でチェックしてくれます。
- pkf を収録しました。 perl pkf -c 何がし、
で漢字コードの判定をしてくれます。(変換も可能です)
- hrefchecker を収録しました。これで、リンク切れのチェックに力を発揮します。perl.exe hrefchecker URL 等でチェックしてくれます。
メンテナンスはされていないようですが、充分役に立ちます。
proxy に対応させるには、
hrefchecker の内部 の $Proxy の所と $Port の所を適切に書き換え、
perl.exe hrefchecker -p 何がし、でチェックしてくれます。
- これもサイズの関係で収録していませんが、Apache も Win32 プラットフォームに移植されていて、無償で使えます。
Apache があれば Web コンテンツの開発に威力を発揮するでしょう。
何せプロバイダ並の本格 Web サーバーが手元の Win95 PC で動くのですから。
- mirror-2.9 を収録しました。これで、更新した Web コンテンツだけを
プロバイダの Web サーバーにコマンド一発で全部転送してくれます。
もしプロバイダの Web サーバーがクラッシュしてコンテンツが全滅しても、
あなたは mirror コマンド一発で復旧します。
mirror は使うのがちょっと難しいですが、
HTML 形式のマニュアルもインストールされますので、そちらを見てください。
私のサンプルも良ければご覧ください。
ミソは、 file を put する場合は get_file=false とする事、
転送先の Web サーバーが DOS のファイルシステムなら、
remote_fs=dosish とする事ぐらいです。
もっとも、パスワードを生で記述するので、自宅などでしたら問題は無いですが、
使う場所によっては注意が必要ですかね、、、
これで、無償で完璧な Web 開発環境が得られます。
エディタは手に馴染んだ Mule ですし、 html-helper-mode に慣れれば、
がんがんページが書けます。
これであなたの友人も「どうやってこんな凄いページが個人で持てるのか?!」と驚くかも知れません。
まあ、開発環境がページを書く訳ではなく、全ては中身次第ですが、、、
旧着情報
紹介
Windows で動作するメーラーには、無償/シェア/製品版と色々ありますが、
Mew をお忘れではないでしょうか? "Pigeon" ディストリビューション
(Standard/Plain 1.0版) は杉原智が作成した Mew の配布キットで、IM と
Perl(Standard版) と伸長・展開ツール一式が揃っており、エディタには
Mule2.3 を使用しています。これは RFC に完全適合したメールしか出さない
ので、これを使うことであなたは「Mew が使える上級者だ」と相手から尊敬さ
れるという、他のメーラーには無い特徴もあります。
このキットに含まれている物
- MIME が扱えるメーラー Mew。
- mh を置き換える Internet Message。
- ニュースが扱える GNUS 4.1。
- 強力な他国語対応エディタ Mule2.3。 (当然 JIS/EUC/SJIS に対応可)
- Perl 言語。
- ロングファイルネーム対応の gzip, tar, unzip, make。
このキットには含まれない物
- 無償ですので、購入費用、シェアウエア送金等の必要はありません。
- 変な Message-Id を付けてしまう、などといった問題とは無縁です。
- MIME の実装や漢字の扱いがおかしいなどという問題とは無縁です。
- 暗号は抜いてあります。外国にノートPCを抱えて出張する際も、面倒は
無いでしょう。(幸い日本は平和ですが、テロやゲリラの脅威が現実の物であるために、民間人が暗号を使用する事を禁止している国があります。相手国の実状をご理解下さい)
暗号が必要な方は別途 PGP を入手してください。
キット本体のダウンロード
pigeon.exe (12076641 bytes) 1999-04-01 バージョン を
ベクター様の Web に掲載していただきました。お礼申し上げます。
ちなみに MD5 のサム値は 3b55e9e251d5a79081c8c75256468c29 になります。
フロッピーでインストールするために配布キットを split した物は、
ベクター様に載せていただくほどの要望は無いだろうと思い、
こちらからの Web サイトからのみダウンロード可能となっています。
対応機種・環境・OS
IBM互換PC及びPC-9821シリーズのWindows95。
メモリが32MBのマシンでも動作しています。
私には Windows NT が無いので、
インストーラーが動作するかどうかはテストできませんでした。
では、本配布キットを利用して Mew の素晴らしさをご堪能下さい。
配布キットを作成した理由
Pigeon という名前にした理由
配布パッケージを作るとどんな仕事があるのか
ソースやバイナリ・関連情報の入手先
Windows NT ユーザー必見! 自力でインストールする方法
IM-100 のマニュアル。(配布キットに含まれています)
一度の接続で10通とか出す人へ:原始的なメールの出し方
1999-04-01バージョンで至らなかった点のトラブルシューティング
ご質問やご意見・ご要望を下さる前にご覧ください
私に文句を言いたい人へ
配布キットの将来は?
Pigeon のページに関してはリンクを張って下さって結構です。
メールで事前に許可を得る必要はありません。
リンクを張る URL は http://www.sugihara.com/Mew-Win32/pigeon/ でいいと思います。
この URL は変えない予定です。
こちらからお願いする条件は、
私に何か責任を追わせるような紹介のしかたをしない事、
もし私から削除依頼があったらすみやかに対応していただく事です。
(よほどの悪事をあなたが働かないかぎり、そういった事はありません)
パッケージ作成者 <pigeon@sugihara.com> へメ-ルを送る