野菜や果物も、わざわざ貴重な外貨を使って輸入した挙げ句、 この暑い夏に直射日光が当たる台に載せて売っています。 日よけすれば、長持ちするのにね。
それにしても、「飲めない」ならまだしも、 野菜を洗っただけで腹痛を引き起こすとは、どんな水なんだろう? これでは途上国並である。 満足に消毒する費用も無いのか、あるいは貯水地に、 塩素では死なない病原性のアメーバでも住み着いて、繁殖してるのか、、
良くしたもので、エルミタージュは広いので、 内部で迷子になってトイレまでたどり着かない。 あまりに同じ所を何度もウロウロしていたら、 係員のおばさんにどうしたのかと尋ねられ、 ちょっと恥ずかしかったけど、「スカジーチェ、グジェ トワリェット」 と聞いて教えてもらう。
腹痛は治まらなかったが、根性で美術観賞を続行。 でも、絵は超一流なんだけど、身体がグロッキーでは、 心から堪能するのはちょっと難しい。感動するより、 「ううう、、お腹が、、、」という事ばかり考えているからでしょう。 休息を取りながら見たのですが。
そして、失った水分を補うべくカフェに戻っては紅茶を飲むのであった。 ここでは水は沸かし、野菜は火を通さないと駄目である。 こういう事はガイドブックにも書いてあるので、 何も自分の経験を通して思い知る必要も無かったんだが、、、