(2013-1229)

おせち

2011年2012年に引き続き、3年連続でおせちモドキを自作。最初、今年は500円以下を目指したが、これだとコンビニ弁当以下のおせちになるので、侘しくなって少し豪華にする。業務スーパーで買った物は右の写真を参照。(後述)

重箱などという、年に1度しか使わない物を買って収納したく無いで、大きい鍋で代用。最初は「30秒で作るおせち」というテーマも考えたが (食べる時に切ってね、という事) それだと見栄えが悪いので、包丁とまな板代用のジュースの空きパックを開いたもの用意。適当に切って、去年買ったものの大量に余っているアルミカップに盛る。手際が悪くて今年は12分もかかってしまったが完成。あまり見た目が美味しそうじゃまいけど。(というか鍋がボロボロ)



肝心の味の方は、株式会社 創味さんを始め各惣菜メーカーが造っているものなので、私がゼロから煮て作るよりは遥かに美味いというか、そもそも作れない。火などは使わずハサミで開けて包丁で切って並べるだけなので、幾ら料理が下手でも失敗する恐れは無い。

内訳

合計: 1242円。去年と比べ栗甘露煮が追加。一方、伊達巻とサラダスティックと金時豆、昆布豆は無し。変更理由は、有ったから/たまご焼きと両方買わなくてもと思った/無かったから/去年は豆類が多すぎたから/去年は豆類が多すぎたから、である。

原価計算

材料は総じて半分しか使っていない。(白花豆は開けもしなかった) よって全ての材料を使えば、2人分で重箱3〜4個くらいの量になる。1人分としては原価650円ぐらい。もっとも数の子やハムなど高級品がゼロなので単純に市販のおせちと比較はできないですが。この材料で1人前を作っても十分安いし、残った材料は後日ごはんのおかずにすれば済むので無駄にはならないが…やはり2人分、作る方がピッタリですね。ま…これでしばらく「ご飯を炊くか雑煮でも作れば、おかずは有る」というか、おせちばっかり食べる事になるので。

皆さんが作る場合は、やはり重箱があると、ぐっとおせちらしくなりますね。重箱は、男の自炊なら手入れに手間のかかる漆器は避け、ザブンと洗えるプラスチック製がお勧め。それにしても、今では女性でもおせちはあまり作らないかな…というか「おせちが作れる」というのは、ポイントが高いのでは。近年では、1/1 から営業しているスーパーがあったりするのでおせちの必要性も薄れていますけど。そこにもって料理なんかしてなさそうな男性が「おせち? ああ、自分で作りましたよ。簡単じゃないですか。作った方が安いですし(笑)」と言って写真でも見せれば意外な顔をされるでしょう。お勧めです。 (ただしその場合は鍋におせちを入れるのはやめたほうが)

来年に向けて

以上ですが…拙宅では「おせちは作る」のではなく「おせちを切る」というのが特徴。

追伸: 全日本雑煮大図鑑という、雑煮にポイントを絞って作成されたサイトがあります。