あまり遅いと食材が手に入らないと思い、まず12月の26日頃に行ってみたのだが、パック入りの煮物などは賞味期限が1月末とか2月だったりするので、もう買っていいと思ったのだが、カマボコや伊達巻は賞味期限が1/7までだったので、もう少し待とうと思った。豆や小女子やたまご焼きは買った。
しかし28日に再び行った所、伊達巻の新たな入荷は無い。つまり、伊達巻は「今、作れば正月用に売れるだろうと思って作ったけど、これが売れればそれで終り」という事であろう。一方、カマボコは白しか無かったので、焦ってとりあえず1本、買った。れんこんやさといも・かぼちゃの煮物はあったが、ごぼう含め煮や野菜炊き合わせは無くて「29日に入荷予定」と表示してあった。
根性で29日も行った所、カマボコの赤とごぼう含め煮や野菜炊き合わせがあった。これでどうにかおせちらしくなりそう。
全体的に大雑把な買い物ポリシーで、賞味期限の長いパック入りの煮物などは、足りないと寂しいが、逆に余っても開封しなければ後日、ご飯のおかずにすれば無駄にはならないと思って多めに買っている。
アルミカップは、500枚入りで138円。「500枚?」と思ったが、業務スーパーはこれより少ない単位では販売していない。「10年かかっても使い切らないかな」と思い悩んだが、買った。
午後から悪天候との予報で小雨が降る中、急いで実家に行って重箱を出し、コタツの机の上に食材を並べて記念撮影。しかしカボチャはあるというので引っ込める。ああぁ、小女子を忘れた! 買ってきたのに…さて、母に食材の切る寸法などを聞きながら作ったのだが…母が手伝いだした結果、驚異的に時間がかかるようになった。例えば台所に行って戻ってこない、考え込むなど。時間ばかり経過して全く作業が進まない。あの…去年は一人で10分で作ったので、今年もそれ位で作ってやろうと、こっちはストップウォッチでタイムを計っているんですけど。しかし女性だと「こんな物はさっさと切って適当に詰めさえすればいい」という風には考えず「おせち」と考えるせいか見栄えを工夫して詰めなおしてみたりしている。
31分程で時間の計測を中止。後は任せよう…今年は「忘れ物」「時間がかかり過ぎ」とあって全般的に「失敗」である。
おことわり:写真は参考であり、私が買っていない物も含まれています。
材料費は、数の子・ハムなど高額な物は一切、使っていないから2000円かかっていない位かと思ったが、レシートがあるので計算したら1794円だった。重箱は2つ写っているが、実際にはあと2箱分は作れる位の食材がある。
というわけで、さっそくお昼に残り物のカマボコを消費する事になった。でもまだ卵焼きが…伊達巻が…煮物が…これを早く食べないと、と思うと、おせちを食べる意欲も減退しそう。
それで「おせちって何だろう」と考える。料理が得意な人だとしても大変な労力を使って自分で作るか、高額なおせちを予約するしかない、というのもおかしい。年末年始の休みぐらいは家事労働から解放され、のんびりTVでも見ながら、お腹が空いたら重箱を開ければ食べ物が、というのがあるべき姿ではないか。(というか年末年始はデイサービスもホームペルパーの人もお休みな上に、私は電車に乗って遊ぶ予定だったりするので、母の所に食べる物が無いと困るという事情もある) そして昔と違い、今では創味さんなど惣菜製造に特化した会社が値頃で美味しい物を作っているのだから利用しない手はない、忙しい今の時代に無理して自分で豆や野菜を煮て味付けする必要など無いのだ、と思った。