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最終日の朝。父と母は先に食事を済ませていた。
私は1人で食堂に行った。
添乗員さんも食堂に来た。
私は荷物のネームタグを渡して、「使って下さい」と言った。
土産を沢山買って、荷物が増えた人に役立てて貰うためである。
後はベルサイユ宮殿を見て、、日本に帰るだけである。
一昨日と同じガイドさんがバスに乗り込む。
ベルサイユへの道は、渋滞すると時間がかかるらしいが、
今日は土曜のためガラ空きで30分程で着いた。
今日も好天に恵まれ、
宮殿内の多くの部屋を見学できた。
そしてバスはセーヌ川を沿いを走りながらオペラ座へ。
ここの三越で荷物を預って貰う。
ここで自由行動となった。
チュイレリーズ公園に行き、昨日の残りのパン、水、オレンジジュースを食べる。
売店でホットドッグ20フランを3つ、フレンチフライ10フランを2つで合計80フラン。
フレンチフライは量が多くて残しそうになったが、平らげる。
テラスの外はのんびりしたパリの公園で乗り物に乗る人達がいた。
これでパリの観光はおしまい。
帰国
ツアーのパンフレットには、直行便で帰国する筈であったが、
フランクフルトで経由する便になった。
(そのため、今日パリに滞在できる時間が短くなってしまったようだ)
パリの空港で免税手続きの説明があったが、ウチは一切無し。
代わりに、葉書を出して、マイレージの手続きをした。
パリからドイツ行きは、EU域内なので国内線扱いであった。
ルフトハンザは初めて乗った。 Herald Tribune を貰って読む。
そして初めて "Apfelsaft, Bitte!" という表現を使う機会があった。
途中で揺れ出して、
キャビンクルーがジュースのコップを回収できなくなり、
着陸まぎわに大慌てで集めに来た。
もう、「返す」というより、「トレーに投げ入れる」という感じだった。
ANA
全日空では、キャビンクルーの詰所の近くに座った。
これは「手間のかかる客」という意味かもしれない。
疲れているのに、何だかあまり良く眠れなかった。
ANAのキャビンクルーは、再び私の席にワゴンを突っ込ませて来た。
しかも、今度は相当の勢いである。はっきり言って、ここまで来ると危険である。
ANAは何度ぶつける気かと言えば、
「揺れるので」と言い訳。まったく、もう。
ルフトハンザの方が揺れたが、ぶつかってなんか来なかったぞ。
成田
荷物がなかなか出てこない。
トイレに行っている間に、ツアーは解散となった。
フランスフランを両替し、
帰りの電車賃を手にした。
帰る前に United のデスクに行って、
マイレージの事後申告の書類を貰っておいた。
そして家に帰って泥のように寝た。
私の欧州旅行記は以上です。読んでくれてありがとうございます。
Last modified Date: 2002/01/02 07:26:42
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