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Last modified: Thu Jan 10 20:18:28 JST 2013
持ち物
「何を持っていくか」ですが、気軽な大回りと最長大回りでは別に考えた方がいいでしょう。
気軽な大回り用
好きな物を持っていけば構わないです。欲しい物は買えばいいし、ゲーム機や音楽プレーヤーを使ってもいいでしょう。
気軽な大回り&最長大回り共通
- 切符を1枚
- 現金
- スケジュール表
- 撮影機材
- 記録機材
最長大回り用
荷物は厳選しないといけません。優先順位的には
- 凍死しない
- 遭難しない
- 飢餓状態にならない
- 大回りをやり遂げる
です。ゲーム機や音楽プレーヤー、週刊誌や文庫本などは持っていくべきではありません。そのような物を使う暇はありませんし、それよりも大切な物を持たなければいけないからです。
想定されるトラブルとその回避策
病気系
- 低体温症 → 死亡の危険あり、入院
- ロングフライト血栓症 → 生命の危険あり、入院
- 顔面性神経麻痺 → 容貌が変わってしまう恐れあり、入院
- 痔 → 治療、手術
疲労系
- ホームから線路に転落
- 階段から転倒
- 乗り換え間違い
- 乗り過ごし
運行トラブル系
トラブル回避策
凍死・遭難しないためには、
- 夜を過ごす場所の選定
- 防寒対策
- 低体温症に対する知識
が不可欠です。
飢餓状態にならないためには、飲食物の確保が不可欠です。駅構内に店があるかどうか調べる方法のページも御覧いただき、食事・購入場所を事前に計画してください。事前に充分な食糧を持ち込む、でも構いません。
持ち物の吟味
荷物が重いと旅行しづらいので、性能の良い物を少なく、そしてある物は最大限に活用します。
携帯電話
「携帯電話で何ができるか」を考えましょう。写真が撮れ、動画が撮れ、音声が録音でき、時刻が調べられ、ワンセグTVでニュースや天気予報や運行情報が調べられる。また動画や音楽・ゲームで暇が潰せる。スケジュール表や路線図も携帯に送っておく事ができますし、Suicaになる機種もあります。
ですから「携帯電話があれば何は無くても済むか」を考えましょう。お手持ちの携帯電話で構いません。これフル活用すれば荷物を大幅に減らす事ができます。そのためには取扱説明書 (コストダウンのためにネットでPDFでないと読めない機種も多いですが) を熟読し、機能のほとんど全てを使えるようになってください。低価格のフィーチャーフォン (ガラケーと呼ぶ人もいる) でも動画を見る・スケジュール表や路線図を転送する、程度はほとんどの機種で行えます。とはいえ携帯を使いこなせない人も多いので、無理にとは言いませんから、そういう人は別途、時刻表や音楽プレーヤーを持っていく事もできます。
モバイルSuicaを使うか
考え方次第ですが、私は所有している携帯がSuica非対応というのが最大の理由ですが、他に、
- モバイルSuicaだと電池切れを起こすと使えない (入場して電池切れを起こすと改札を出るのが手間)
- クレジットカードを兼ねるSuicaもあり、これなら
- 電池切れなどは起きない
- クレジットカードとしても使える
- カード1枚なら、さしてかさばらないのでデメリットにはならない
という理由もあり、将来についても使うかどうかは分かりません。しかし、「Suicaを頼みに旅行する」という場合でしたら、モバイルSuicaではないほうが安心感がありますが、「いざという時の備え」という事であればモバイルSuicaで間に合うかもしれません。
時刻表
最長大回りで時刻変更があっても使わなかったので、もう私は持っていきません…こう書くと、大回りをする人は、論外だと強く反対する人ばかりだと思いますが、私の考えでは
- 時刻表は、計画段階で良く読んで路線や運行頻度は頭に入れるべきもの。よって大回りを始めるよりも前に時刻表は「調査済み」であるはずで、スケジュール表も完成していなければならず、よって本番では「もはや持参する必要などない」となっていなければならない。時刻表を持ち歩かなければ自分がどの辺を走っているのか判らず不安だとか、時刻表がなければ運行トラブル時に計画変更できないので不安だというなら、それは準備不足でしょう。
- ルートが頭に入っていれば、電光掲示板の表示を見る程度で時刻変更ができます。
- 携帯電話で時刻を調べることもできます。
中型・小型の時刻表も無いわけではないですが、いずれにせよ「時刻表を持つぐらいなら毛布の一枚あるいは膝掛の方が有用」と考えます。なぜなら時刻表は無くても死んだり病気になったりしません。ですから防寒対策の方が大切です。 (もちろん元気な人は両方持って構いません)
最長大回りではない場合、とりわけ気候の良い時期であれば、フラッと電車に乗ってから時刻表を広げて重複にならない以外は気の向くままに、というのでも構わないでしょう。
ペットボトル
湯たんぽ兼水筒にします。厳しい大回りでは、性能の良いペットボトルが必要です。PETボトルリサイクル推進協議会の「PETボトルの種類|もっと詳しく知る」によると、PETボトルには耐熱圧用というタイプが存在するようです。結晶化処理をするためボトル口部が白色となり、果汁入り炭酸系内容物を充填・密封後、熱水シャワーにて熱殺菌できるようです。ですから、このタイプ (果汁入り炭酸系) のペットボトル入りの飲料を探して、見つけたら買って、飲み終ったら洗って干して大回りの時までしまっておきます。
ウルトラライト系
携帯電話 (あるいは携帯端末) をフル活用します。
- スケジュール表は転送しておく
- 路線図も携帯に送っておきます。
- 撮影機材はもちろん携帯
スケジュール表
携帯用スケジュール表の例 (schedule.txt) なお、携帯への転送は各自でお調べになってください。
路線図
以下を携帯に転送しておきます。路線図の線名が読めればOKです。
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