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モスクワで学会に参加後サンクトペテルブルグまで足を伸ばした際の経験です。
学会の事務局から招待状を貰い、東京のロシア大使館領事部からビザを取りました。
観光ビザと異なり手数料は5000円でした。
モスクワ空港からロシアに入国し、
会議後にサンクトペテルブルグに行くためビザ延長を申請した所で
重大なミスが発覚した。
「ハンコが押されていない!」
顔写真の上に割印、裏もハンコが押してあるのが正しいのだが、
どういうわけか上にも裏にもハンコがなかった。
私は「正式な手続きを踏んでこのビザをとった」とごねたが、
「このビザはイリーガルだ。延長できない」
「おまえは出国できないかもしれない」とさえ言われた。
まる一日潰して本当に冷たい日本大使館とロシア外務省とを尋ね歩いて、
ハンコを押して貰うには学会の正式な手紙があれば良いと判明した。
しかし、ビザの延長に関はできないままサンクトペテルブルグに出発した結果、
モスクワから出国する段にアエロフロートのカウンタで
「ビザは4日前に切れている」とその場で空港に居る役人が延長するのだが、
手数料として、なんと$114取られた。
結論: ビザにハンコがあるか確認しよう!
#その後私が得た情報によると、ビザの発行ミスは割と多いらしい。
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