Last modified: Thu Jul 3 23:54:09 JST 2008

村岡恵理さんギャラリートーク@教文館

はじめての『赤毛のアン』〜教文館の編集者ミス・ショーとの誓い”に参加して参りました。青森から他の都合と併せて来ている人、栃木から来ている人もいました。事前に申し込みが必要だという事を御存知でない方も店内に若干おられましたが、どうなさったのでしょうか。

参加者の皆さんがどうやって情報を知ったかに関しては、

と方法が分かれているようです。

定員40名との事でしたが、50名近く入るとの事でした。男性は私を含めて4人。他にNHKのカメラマンと録音担当の人も来ていて、冒頭部分を収録し、後はギャラリートークの後で参加者にインタビューしていました。朝のニュースの時間帯で「こういうイベントがありました」と放送される可能性があるとの事です。日時等は未定で「明日に放送という事はありません」との事。

最初に教文館の渡部満社長の御挨拶、そして恵理さんのお話です。恵理さんはとても話が上手です。個人的に参考になったのは、村岡花子さんが日曜学校用の教材として発行していた「小光子」はエフェソの信徒への手紙5章8節「あなたがたは、以前には暗闇でしたが、今は主に結ばれて、光となっています。光の子として歩みなさい。」から取られているとの事。

またショーさんは、一冊の良著を紹介する事が国と国との友好に役立つとの考えをお持ちで、それが第二次大戦で「敵国」となってしまったカナダの本を日本で必ず出版するという村岡さんの翻訳動機になった事でしょうか。

ユートピア

エル、エル、ショー

(前略) 我々は一国の良著を他国に紹介して、国民と国民をもっと接近せしむべく、文学を通して大に努力するものである

昭和11年3月号 "教文館月報"

もっとも、この事は『アンのゆりかご』の P. 226 にちゃんと書いてありました。私が良く読んでいなかったようです。

講演の後で本にサインしていただきました。

関連情報


前回は大雨の天気予想のためパスした「CAFE きょうぶんかん」ですが、梅雨時なのか今日も雨でしたが訪れてみました。普段は250g399円の紅茶の葉で自分で淹れて飲んでいる私が1杯540円のミルクティーを飲むなんて何年ぶりだろうと思いましたが、店内はくつろいだ雰囲気でティーポットと砂時計が出てきて良い感じ。いつもこのような店で紅茶が飲める身分になりたいなと思いました。