(2014-0223)
マリガン・シチュー
Mulligan stew の元々の意味は「アイルランドのシチュー」であるが、渡りの労働者が作る場合は、野菜(手に入る物なら何でも)・ジャガイモ・肉を鍋に入れ火に掛け、塩と胡椒で味付けするという至ってシンプルな料理である。
最近、記録的な大雪の影響で野菜が値上がりしているので、なるべく経済的に作ってみた。
材料
大食いの男性の1回分の主食になる分量。
- 鶏肉: 200g (ブラジル産、100g あたり 48円)
- 6種類の野菜ミックス: 250g (ペルギー産、500g で 98円の物を半分)
値段は業務スーパーにて。
手順
肉を入れて、冷凍の野菜を入れる。 Prep time は…1分ぐらいですねぇ。ちなみに鍋は CanDo で 100 円で購入したホーロー鍋。
水を 300cc 入れて加熱。沸騰したら火を止め、肉・野菜に熱が通るまで本でも読みながら待つ。(具体的には、20分ぐらい放置する) 弱火で煮込んでも良い。この時間を利用し主食を用意するのも可。時々、再沸騰させる。火が通ったら塩と胡椒で味を調える。
鶏肉から味が出るのでコンソメが不要というのも経済的・簡単である。
塩加減
時々、適当に塩を振って「あっ、入れ過ぎちゃった。失敗」なんてやっている「メシマズ」な人が居るようだが、「塩を入れ過ぎたら食べられた物ではない」「プロは失敗しない」というのを肝に銘じるべきである。この手の「メシマズ」な人は、何度でも飽きずに失敗し続ける傾向があるが、プロには程遠い自炊とはいえ食べられないような失敗作を作る事は許されない。塩加減などは
だけの話である。絶対に、塩を鍋の上でパッパッと振ったりしてはいけない。適当に入れて、勢い余って入れ過ぎてしまってから味見をした所で無意味である。正しい方法は
いったんスプーンに塩を受けて、適量を鍋に投入する
である。勢い余ってスプーンに塩が多く入り過ぎたら、余分を流しに捨てれば良いだけの話。さて、ではどの位、入れれば最適な塩分濃度になるか、だが、有り難い事に最近はネットでヒントがすぐに見つけられる。
出所は、女子栄養大学出版部刊の「食品成分表 資料編」なようだ。以前は良く読んでいたなぁ。また借りて読んでみようか…とりあえずネットの情報をまとめると、
- サラダ・チャーハン・スープ・オムレツに適した塩分量は 0.5%
- これは重量比のこと
- 小さじ1杯 = 5 [ml]
- 食塩だと小さじ1杯で 6 [g]
よって今回は水を 300cc 入れたから、0.5% の塩分量とするには 1.5 [g] となる。よって、食塩は小さじ1/4杯を入れればいい…とはいかない。元々の食品に含まれている塩分量を引かなければいけないからだ。塩を入れる前、ここでこそ味見をするのである。
すると何と、何やら塩味が付いている…頂き物のカリフラワーのマリネの残りを汁ごと「材料の一部」に使ったせいか、適度な塩味が既についていた。よって、今回のマリガン・シチューでは、使用した食材の関係で、塩分投入量は 0 [g] で、胡椒だけ振った。このように、加工された食品を材料に用いる場合は、塩が既に添加されている場合がある。
とにかく、これで肉・野菜入りの、味としては「何とか食べられる」シチューができあがったので、後はパンでもあれば材料費 200 円ぐらいで (栄養価的には) 立派な食事になる。(今日はペペロンチーネにしましたが)
もし肉に火が通っていなかったら、もう少し煮よう!
Android と日本語ファイル名
Android は日本語ファイル名が扱えないツールばっかりですね…私も、古い人間なので、特に理由が無ければ、ファイル名は unix 風に名前をつけるのですが、事情があってやむ得ず日本語のファイル名を使う場合もあります。すると、Android のツールで扱えない…途中で止まってしまうのです。
途中で止まる事を確認したツールは、
- AndroZip
- ESファイルエクスプローラー
- FolderSync
メジャー所は全滅ですね。
FolderSync は、日本語ファイル名が扱えるようになったと紹介しているサイトがありますが、私は再現率100%で、日本語ファイル名の所で停止しています!!!!
疲れますねぇ。Android はファイルのコピーもできないのか。
解凍ツール(ZIP/LHA/RAR/7z)日本語対応
aokitaka さん作の解凍ツール(ZIP/LHA/RAR/7z)日本語対応は、日本語ファイルを含む ZIP が展開できました! やはり、日本人作者の作成したツールは安心ですねぇ。
もしかして、転送元が Windows XP だから、 Shift_JIS のファイル名だとダメで、UTF-8 のファイル名なら通る、という事なんでしょうかね。もう、確認する気にもなりませんが。