(2013-1220)
FreeBSDのサーバーのHDDトラブル
タブレットを使用していたら無線LANがつながらなくなった。タブレットを再起動しても改善せず。「またルーターか?」と思って無線LANルーターの電源を再投入しても症状改善せず。ADSLモデムの電源を再投入しても改善せず。ふむ…と思って 192.168.2.1 に (自宅のLANの主サーバー) ping を打っても応答無し。スイッチングハブの電源を再投入しても改善せず。LANで制御できないので、久々にコンソールの液晶ディスプレイの電源を入れる。
LAN が死んだ時のために getty の std.9600 で ttyd0 を動かしていたりもするのだが、いまどき RS-232C のターミナルで制御する人間なんか絶滅危惧人種だろう。私も、さすがに今となっては RS-232C のターミナルは簡単には用意できない。もう要らない液晶ディスプレイなどとキーボード位は転がっているから、コンソールで制御する方が実際的か
すると
UNEXPECTED SOFT UPDATE INCONSISTENCY; RUN fsck MANUALLY
という文字が。ぐえぇ! というか、ディスクが死んでる。/usr がマウントされていないんですけど…
これは直らないかもしれない、ネットが使えないと困るので、いっそこの機会に拙宅のネットワーク構成を変えようかという考えも頭をよぎった。つまり普通の家のように、無線LANルーター等でインターネットに接続する、という方法。(昔から FreeBSD に LAN カードを 2 枚、挿してルーターとして機能させている) だけど NEC の WR8165N は、スタティックルーティングは出来ない。
fsck を実行。そしてもう一度fsckして、INCONSISTENCY が一応、解消されたので迷わず Ctrl+D してシングルユーザーモードからマルチユーザーモードに。この辺の操作は、身体が覚えている (苦笑)
ここで「fsck は 3 回、やる」とか「さすがに fsck -y は遠慮」とか、色々思い出した。
はい、マルチユーザーモードになりません。諦めて reboot。これもダメ。またまた fsck (これでやはり3度目になったが) して reboot。起動メッセージが出る。HDDの一部のブロックが読めない、かぁ。CONTINUE? で [Y]。起動した。
やれやれ、データの一部は失ったが、おおむねセーフだな。(精査していないが、多分バックアップから戻せる部分) それにしても、またトラブって /usr がマウントできなくなったらデータのサルベージも(簡単には)できないのでバックアップ体制を強化しないと。HDD ももう長くは無いだろうから代替機の用意を始めないと。
ところで NEC の WR8165N はスタティックルーティングは出来ない件だが、AtermWR8600N だとできるのか。まてよ、ポートマッピングの機能なら WR8165N にもあるから、これでできるのかな。
でも、やはり…ネットワークも、ブラックボックスではなく、内部の状態が判って自分でコントロールできる方が面白い。